May4週/晴天が続く 5週/ぐずついた天気の日が多め
【5月4週(5/20~5/26)の天候予測とMDポイント】
前回の予想に反し、晴天が続く
前週の状況から大きな変化はない。
引き続き、日本付近の天候を支配する
強い高気圧や低気圧は天気図上にない。
梅雨前線が日本の南海上に停滞するが、活動は不活発。
影響を受ける南西諸島のみ、ぐずついた梅雨空が続く。
その他の各地は全般におおむね晴天が続く。
日差しが多い分、気温は全般に平年より高め。
北海道だけはまだ低温の影響が残り、
オホーツク海側中心にまだやや低め。
今週末(25日(土)~26日(日))も春の運動会・遠足シーズン。
今のところ幸い、天気の崩れが予想されているところは少なく、
弁当関連食材は発注を強めたいところ。
ただ、ここ数日、天気予報が当たらない、
あるいは2~3日前の予報に比べて大きく変わった、
と感じる方も多いと思う。
この時期、ちょっとした梅雨前線の予想位置の違いによって、
また、低気圧や高気圧の発達具合によって、
天気が大きく変化することがある。
そういう微妙な時期であることを認識いただきたい。
微妙な分、天気予報の精度がどうしても低い。
今のところの予報では、
週末問題なく晴れる予報だが、
フタをあけたら実際の天気は全く違った、
ということもあるので、念のため注意。
週末は土曜日を中心に晴れ間が見られる予想となっている。
まだまだUVケア用品、帽子、お弁当用食材の重心を置いたMDが得策。
晴れる日の割合が例年に比べて多いため、
UVケア用品の消耗サイクルも例年より短い。
シーズン当初であることもあり、
比較的大容量の商品をより強く訴求したい。
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【5月5週(5/27~6/2)の天候予測とMDポイント】
全国的に気温高め
ただぐずついた天気の日が多めかも
日本付近は寒気と寒気の合間にあたり、
ほぼ全国的に暖かい空気に覆われる。
気温は全般に高め。
イマイチすっきり気温が上がらなかった
北海道のオホーツク海側含めて、
全国的に気温は平年並みかやや高め。
ただし、この時期は天気の予想が難しい。
暖かい空気に覆われる分、
梅雨前線の北上も懸念されるため、
少なくとも前週に比べれば晴れる日の割合は少ないだろう。
どれだけすっきりしない天気の日の割合が多いかどうかは不透明。
先週に引き続き、梅雨対策商品の販促強化を。
注目アイテムは除湿剤、除菌消臭剤、
カビ取り剤、布団乾燥機など。
体は蒸し暑さへの反動で、
体感的な爽快さを求める。
籐家具やござ、畳、よしずなどの日用品も推していきたい。
<By 常盤勝美>
4 件のコメント
こんばんは、MAKOです!
先月から今月にかけては、新緑寒波と季節外れの大雪に見舞われ全国的に気温が平年を大幅に下回りました。そのため、今年も4年連続で寒春確定ですね。北日本も、東日本も、西日本も。
このままでは、1993年以来20年ぶりの大冷夏になってもおかしくはありませんね。大冷夏だと、コメは大凶作になり、タイ米緊急輸入フラグが立ちます。
来年こそは、5年ぶりに暖春が復活するといいですね。もちろん、2002年のような大暖春も歓迎します。
MAKOさん、こんにちは。2週間天気予報ご愛読、そして2回目の投稿ありがとうございます。
さすがに北日本の寒春は確定で良いと思います。東日本はほぼ平年並みですが、西日本は平年並みか低温の春だったということになると思います。
気象庁が23日(木)に発表した3か月予報によると、7~8月は気温が平年並みかやや高めの確率が高く、どちらかというと猛暑傾向の予想となっています。
しかし、依然として冷夏傾向の可能性を示唆する材料がないわけでもありません。どちらのシナリオになるか、最後まで頭を抱える今夏の天候予測です。
常盤勝美さん>
お返事ありがとうございます!
4月以降も高温傾向が続いていれば、2002年以来11年ぶりの大暖春になったのに。
残念ですね・・・。
ただ、ウィキペディアの暖春では、その他の所に「2013年(3月のみ・北日本を除く)」と書かれる可能性があります。部分的に高温だった場合、その他の所に「〇月のみ」と書かれることもありますからね。
先週は、西日本を中心に季節外れの暑さとなりました。これで5月の気温は持ち直せたかな。
東海地方ももうすぐ梅雨入りしますが、今年は梅雨期に台風が上陸しませんように。昨年は、6月に台風が上陸しました。しかも東海地方直撃でしたし。梅雨期に台風が上陸すると、当然若葉は秋を待たずして枯れてしまいます。昨年は梅雨期の台風通過後に若葉がかれてしまったため、秋は美しい紅葉がろくに見られませんでした・・・・。
今年こそは絶対美しい紅葉を見るぞ~!
今年の秋ですが、晩秋の台風上陸はあるか心配です。(晩秋が著しい低温なら台風上陸の可能性はなくなりますが)
MAKOさん、ありがとうございます。
ご推察のように、28日(火)に東海地方は梅雨入りが発表されましたね。今日29日(水)は関東甲信地方でも梅雨入りが発表されました。(まだ速報値レベルですが)平年より10日程度も早く、ここのところの、例年とは少し異なる気候変化サイクルを踏襲している感じもします。
台風に関しては予想が非常に難しいですね。台風活動は、当然海水温との相関性が強いのですが、それ以外に台風の予想に資する情報がなく、台風の発生・接近数が平年より多いか少ないか、また台風シーズンが例年より長いか短いかも含めて、現時点ではまだ判然としません。