Aug.1週/全国的に気温高め 2週/残暑厳しいお盆休み
【8月1週(8/5~8/11)の天候予測とMDポイント】
全国的に気温高め。
前週までと比べて、
偏西風の蛇行状況が変わり、
日本付近はほぼ東西方向のスムーズな流れになった。
また、その影響もあり、
太平洋高気圧の勢力が例年並みか
それ以上に回復しつつある。
今週はおおむね晴れる。
しかし、雷・夕立に見舞われやすいく、
この時期は「雷三日」と呼ばれる。
一旦雷が発生した場合、
その後雷の発生しやすい状況が
2~3日程度続くのだ。
特に今年に限った珍しい傾向ではない。
気温は全国的に平年並みか高め。
特に西日本で厳しい残暑となる。
ここ2週間ほど低温傾向が続いていた
東北太平洋側でも低温傾向は解消。
7日(水)の立秋を過ぎたころから、
体は気温のトレンド転換時期であることを
本能的に把握する。
そろそろ秋冬に向けた準備を始めたいところだが、
まだ気温が高く、厳しい猛暑傾向。
そのため、秋の味覚はまだお預け状態。
引き続き、夏物・盛夏物の飲料系、
熱中症対策系、スタミナ系、香辛料系が中心。
体が徐々に秋冬を意識し始めることから、
「暑さを凌ぐため冷たい食感」ながらも
「カロリーを連想させる甘いもの」がチャンス。
チョコレートアイスやカットフルーツ(冷凍フルーツ)など。
【8月2週(8/12~8/18)の天候予測とMDポイント】
残暑厳しいお盆休み
7月後半に息切れしていた分、
太平洋高気圧の勢力はここにきて、
ギンギン状態。
台風の突発的な襲来がない限り、
全国的に晴れて気温高めが続く。
厳しい残暑。
ただ、北海道ではそろそろ夏の折り返し地点。
季節が次に進み始める。
低気圧が周期的に通過する
天気図パターンになる可能性があり、
他の地方に比べると残暑の程度はやや弱めか。
世間ではお盆休みウィーク。
今年はちょうどお盆期間が平日の4日間。
前後の週末を含めて9連休という家庭も
あるのではないだろうか。
お盆休みが終われば、
社会人は実質夏が終わったと実感し、
子供たちも夏休みの終わりに向けて
宿題の駆け込みの時期に入る。
大人も子供も夏を満喫できる状況はほぼ終わる。
情緒的な変化に食志向が対応し、
秋の味覚への関心が強まり、待ち遠しくなる。
サンマが売り場を飾るのに適した時期。
最高気温が31℃を超えるような状況では
まだサンマに手が届きにくいが、
それ以下であれば、
サンマへの関心が高まる。
キーナンバーは31℃。
<By 常盤勝美>