Aug.2週/太平洋高気圧ギンギン 3週/残暑おさまらず
【8月2週(8/12~8/18)の天候予測とMDポイント】
太平洋高気圧のギンギン状態が続く。
北海道では早くも秋雨シーズンがスタート。
本格的な夏空が続く天候は終わったかも。
これまでに比べてぐずついた天気の日が多く、
すっきり晴天は少なくなる。
南西諸島は、週半ば以降、
いつ雨が降ってもおかしくない状況。
熱帯特有の気候。
沖縄方面はここ2カ月、
台風によるまとまった雨の回数がほとんどない。
少雨傾向が続いているため、
深刻な水不足が懸念されている。
そういった意味では「恵みの雨」とも言える。
それ以外の、東北~九州にかけてはおおむね晴天。
ところどころで激しいにわか雨、夕立のおそれがある。
この時期の風物詩的な現象。
おおむね予報どおりの天候となっているため、
ウェザーMDのポイントも、
前回解説の内容から大きな変化はない。
基本的には「甘くて冷たいもの」が食のキーワード。
それ以外には引き続き、
熱中症対策、紫外線(日焼け)対策、夏バテ対策。
お盆休みは人の大きな移動が起こるため、
地域によって、客足が増加するところと
減少するところがある。
特に都心部では客足は減る。
客数予測が難しい時期。
【8月3週(8/19~8/25)の天候予測とMDポイント】
残暑おさまる気配なし
太平洋高気圧が依然として日本列島を広く覆うため、
各地とも夏空が続く。
前週に引き続き、北海道と南西諸島は、
他の地方に比べて天気ぐずつきやすい。
まだ現時点で、台風接近の兆しがあるわけではないが、
強いて懸念点を挙げるとすれば台風の接近。
前週後半からこの週は、
日本のはるか南に台風が存在する確率が高いので、
日本列島に接近する可能性も考えられる。
ただ、基本的には
「高温少雨、ところどころで強いにわか雨」の傾向が続く。
残暑は続くが、
一般企業におけるお盆休みウィークが終わる。
つまり、人々の感覚の中に、
「夏の終わり」を感じることが多くなる。
夏物の中でも、
さしみこんにゃく、もずく・めかぶ類、枝豆などの初夏物は、
そろそろ売上げが落ち込む傾向。
お客様のメンタルと、大きなズレが発生しないためには
多少気温が高くても、秋の味覚を売場に並べ始めるべき。
サンマやキノコ類、炊き込みご飯、練り物など。
ただし、熱々で食べる提案はあまりウケないので、
演出方法に注意を。
キノコ類や練り物系は、
冷製メニューの中に取り入れる提案が喜ばれる。
<By 常盤勝美>