Jan.3週/鍋底型の寒気 4週/寒気の合間
【1月3週(1/13~1/19)の天候予測とMDポイント】
鍋底型の寒気。
太平洋側での大雪の可能性低くなる。
14日(火)~15日(水)にかけて日本の南を通過する低気圧。
条件が重なれば関東地方などで大雪となりやすい天気図パターンだが、
幸い、今回の低気圧の予想されるコースは
大雪になる典型パターンよりやや南側。
雨雲があまり北の方まで広がらないため、
大きな天気の崩れにつながらない。
関東南部で、多少ちらつく程度の雪が予想される以外、
雲が多くなる程度ですみそう。
大雪に発展する可能性は極めて低くなった。
週末はまた冬型の気圧配置がやや強まり、
日本海側での雪の降り方も強まるが、
週半ばで日本海側での雪の降り方も比較的弱い状況が続く。
上空の寒気は鍋底型。
一番の寒気の中心はすでに先週末だったものの、
この期間も中規模の寒気が断続的に南下し、
気温は平年並みか初めを中心に低めの地域が多い。
雪が予想される際は、
即効性で体を暖める効果が期待できるホット飲料が一番の売れ筋。
今回の雪は積もるほどではない予想であるため、
ちらつく程度で積もらない限りにおいては、
商売上、大きなマイナスにはつながらない。
雪に慣れていない地方であれば、
ちょっとお散歩がてら外出したがる人の割合も増えるため、
コンビニではむしろ客足の伸びが期待できる店舗もありそう。
レジ横など目につきやすい棚にチョコなどの
簡単なおかしを置くと特需が期待できるかも。
今週末は大学センター入試試験が行われる。
今のところ冬型の気圧配置がやや強まる天気図パターンになる予想。
太平洋側の地方で天気が崩れる状況ではないため、
交通機関が乱れる確率は低いが、
日本海側では雪の降り方が強まるため、
交通機関に多少影響がみられるところがある。
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【1月4週(1/20~1/26)の天候予測とMDポイント】
寒気の合間。
体感的には多少穏やかな陽気に。
再三説明しているとおり、
今シーズン、寒気がやって来るサイクルは、
毎月中旬前半あたりがピーク。
それ以外の期間はほぼ平年並みレベル。
この期間も第一級寒気の放出期が終わり、寒気の合間にあたる。
特段強い寒気の南下は今のところ予想されておらず、
気温は全国的におおむね平年並みとなりそう。
天気の方は、日本海側で雪、太平洋側で乾燥した晴天の日が多い。
ただ週半ば頃予想される天気の崩れが多少気がかり。
北日本の日本海側で少し荒れるおそれあり。
日々の気温変動の幅が小さい時期だが、
場合によってはこの期間、多少の気温の上下が起こりそう。
気温が上下し、陽気の寒暖差が激しいのは春の天候の特徴。
今さら冬物は季節外れ感が強いこともあり、
春物への関心を持ち始める最初のきっかけとなる。
もちろんまだ実需要にはつながらないが、
衣料品や日用品などを中心に、春物の新作などを紹介して、
サブリミナル的にお客様に印象を残すためには良いタイミングかも。
売場もピンクや黄緑など、春色を徐々に取り入れていこう。
食料品部門では、手始めにパン類の展開を強めてみるなどが良い。
<By 常盤勝美>
1 件のコメント
こんばんは、MAKOです!
遅くなりましたが明けましておめでとうございます!
ここ最近、北日本を中心に豪雪に見舞われています。関東・東海や西日本でも大寒波に見舞われています。この冬も暖冬復活はない見込みです。
春は、2009年以来5年ぶりに本格的な暖春が復活することを切に願います。昨年も結局、4年連続で全国的な寒春でした。3月は、関東より西の方は記録的な高温となり、桜も早咲きしましたが、4月には再び一転して全国的な低温に戻り、新緑寒波も発生しました。
6月にはまた一転して猛暑になりましたね。
2019年までに暖春が復活しなければ、2010年代は暖春がまったくない年代になってしまいます。
昭和の時は、5年連続寒春になったことはなかったでしょ?
今年もよろしくお願いいたします。