Feb.2週/週末はまた荒天に注意 3週/寒気緩む方向
【2月2週(2/10~2/16)の天候予測とMDポイント】
西日本中心に気温低め。
14日(金)はまた荒れた天気に注意。
週前半は冬型の気圧配置。
週前半は7日(金)~9日(日)にかけて各地に大雪をもたらした低気圧が
日本の東でふたたび発達し、全国的に天気が崩れる。
この低気圧のコース、発達具合が7日(金)~9日(日)のものと酷似している。
上空の寒気が前回に比べると、わずかに弱い程度。
現時点で気象庁のスーパーコンピューターの計算結果を信じれば、
降り始めは雪でほどなくして雨に変わる予想だが、
前回と同じような状況をたどれば今回もかなりの大雪に発展するおそれがある。
今週末も予断ならない状況。
16日(日)は強い冬型の気圧配置。
北日本の日本海側では引き続き荒れた天気。
今週末もあいにくの天気となる可能性は高く、
13日(木)、14日(金)は食材まとめ買い需要がありそう。
少し強気の発注仕入れによる欠品の防止を。
本来ならバレンタイン商戦が終わる今週末以降、
売場を春夏用に切り替えたいところだが、
今週は気温が平年より低めの日が多く、
まだ春夏物への関心はやや低い。
ただ、季節的に最も気温の低い時期は過ぎており、
鍋物への需要の戻りもそれほど大きくない。
この時期の定番はホット飲料のコーヒーやココア、しょうが湯など。
中華やイタリアンに対する関心が高まる時期ということから、
スープ餃子、スープパスタなども狙い目。
インフルエンザ猛威関連、
スギ花粉症関連のマスクも需要のピーク。
【2月3週(2/17~2/23)の天候予測とMDポイント】
寒気緩む方向。
強い寒気のピークは過ぎ、上空の気温もゆっくり上昇傾向。
天気図パターンは冬モードから徐々に春モードに移行。
第一の注意事項は週前半の天気。
天気図上での低気圧や高気圧の動きが早く、
天気の移り変わりが目まぐるしくなる。
早くも週前半の18日(火)前後に日本付近を次の低気圧が通過する予想。
低気圧のコースがまだ判然としないが、
春一番が吹くような天気となる可能性もあるし、
またまた大雪に発展する可能性もあるしといった感じ。
ただ週後半は気温上向き。
冷え込みは緩む方向。
ようやく春夏物を積極的に仕掛けるタイミング到来か。
気温が上がれば、汗をかきやすくなるので、飲料が好まれる。
この時期の定番は炭酸飲料、果汁飲料、野菜飲料など、甘味のある飲料類。
乾麺類はまだ少し気が早いが、
焼き肉用の肉などは夏向きで少しボリュームのあるメニューが好まれる。
<By 常盤勝美>