Feb.3週/週半ばに再び雪 4週/春一番の兆し
【2月3週(2/17~2/23)の天候予測とMDポイント】
週半ばに再び雪予想されるも、
週末は気温上昇。
今週も週の初めと週の半ばに
日本の南を南岸低気圧が通過する予想。
西日本では17(月)~18(火)は雨。
山間部で雪混じり。
天気が回復する暇もなく、次の低気圧が日本の南を通過。
西日本では19(水)、
東日本では19(水)~20(木)にかけて天気が崩れる。
今回も上空寒気の状態や低気圧のコースから、
東日本では雪の可能性がきわめて高い。
ただし、先週や先々週の低気圧に比べてあまり発達しないため、
雪の降る量は限定的とみられる。
平野部でせいぜい数cm程度か。
例年ならこれでも大雪と表現される場合もあるが。
山間部で10cm程度でおさまりそう。
低気圧は北上することなく日本の東に進むため、
北日本では天気の崩れは限定的。
この低気圧の後、日本付近は広く高気圧に覆われる。
高気圧の位置の関係で東日本の南岸では曇りがちの天気となるが、
それ以外はおおむね晴天。
晴れて日差しが多くなる分、
気温が平年を上回るところが多くなりそう。
またまた今週も、週後半に雪が予想されるため、
18日(火)~19日(水)は食材まとめ買い需要がありそう。
ただ今回は雪の量がそれほど多くないと予想されるため、
過去2回の大雪時に比べればほんの少し割り引いて考えておく。
そもそも、そのタイミングまでに物流が正常に戻っているかが不安だが。
また、今回の大雪により、農作物が更なる大ダメージを受けている。
今後、路地野菜の価格が大きく高騰する懸念がある。
本来ならこれから春に向けて、
これから徐々に出回る春野菜などを使った
メニュー提案を企画・予定していた企業が多いと思われるが、
野菜相場の高騰にともない、計画内容の変更を検討したほうが良さそう。
週末は3週間ぶりに外出向きな気象条件が予想される。
また気温水準が上がることが予想されるため、
本格的な春物の提案がピッタリ。
野菜があまり期待できないことから、中華はやや苦戦か。
パスタソースや菓子パン類主体のほうが良いかも。
【2月4週(2/24~3/2)の天候予測とMDポイント】
春一番の兆し。
偏西風の蛇行具合の影響でこの期間、
南寄りの風が吹きやすい予想。
期間中低気圧が通過すれば、
コース次第では全国的に気温が大きく上昇する可能性がある。
春一番の兆し。
荒れた天気に注意。
週後半はまた寒気が南下する兆し。
寒の戻り。
春一番の前後で気温変動の波が大きい1週間となりそう。
前日との気温差が10℃に達することも珍しくない。
陽気変化に対応して売場も切り替えていただきたい。
春一番が吹くような日はパスタやパン類主体。
その翌日はホット飲料、おでん主体。
もちろん鍋物需要も高まるとは思うが、
体は既に春夏に向けて機能を切り替えているため、
積極的なカロリー摂取を良しとしない。
あったかいけど低カロリーのものとして、
コーヒー、ココア、おでんがこの時期の定番。
今シーズン、スギ花粉の飛散は既に始まっている地域が多いが、
この頃から本格的に飛散量が増え、症状が悪化する懸念。
花粉症対策商品の在庫状況は今までにも増して頻繁に確認したい。
<By 常盤勝美>