Mar.2週/寒の戻りは解消 3週/春本番の陽気を期待
【3月2週(3/10~3/16)の天候予測とMDポイント】
寒の戻りは解消。
13日(木)頃にくる1回目の気圧の谷はまた、
2つ玉低気圧となる予想。
気温が低い北海道では雪だが、
それ以外の地域では雨の見通し。
その直前の12日(水)は全国的に南寄りの風が吹くため、
気温が上がる。
春本番の穏やかな陽気。
気圧の谷の通過中から直後は一時的に気温下がる可能性はあるが、
週末はようやく本格的にこの時期らしい陽気が戻り、穏やかな陽気。
西日本ではサクラのつぼみが膨らみそう。
ようやく春夏物の積極展開の時期が到来。
鍋つゆなどは消費者ニーズのおさまりに合わせて売場も自然減方向で。
今週はパンや中華惣菜、ドレッシングの販促強化がおすすめ。
ただドレッシングは気象条件以上に
野菜相場に売れ行きが大きく左右されるため、
葉物を中心とした野菜相場の状況を見ながら販促しよう。
牛乳や炭酸飲料も強化。
コーヒーも豆(ホット用)からポーション対応(アイス用)に切り替えを。
【3月3週(3/17~3/23)の天候予測とMDポイント】
春本番の陽気が期待できそう。
この時期らしく、3~4日程度の周期で低気圧が通過し、天気が崩れる。
今のところ特段、嵐のような天気は予想されていないが、
時期的にはそろそろ爆弾低気圧による
全国的な暴風に見舞われやすい頃なので、念のため注意を。
この期間、特に強い寒気の南下は予想されておらず、
強く冷え込むことは考えにくい。
うららかな陽気となる日が多そう。
北日本ではまだ雪や雨の降りやすい日が多く、
本格的な春本番を実感するのはもう少し先。
西日本の太平洋側の早いところでは
サクラ花見需要に向けた準備を。
西日本では今年は今のところ、
ほぼ平年並みの気温経過となっているため、
サクラ開花のタイミングもとりあえず
平年並みを前提に計画を立てておく。
この期間に対策を始めておいたほうが良いのは、
高知や福岡、長崎、宮崎、愛媛など、限定的な見通しだが。
時期的には年度末が近づき、
卒業・入学などの年中行事にあわせてシーズン購買の比率が高まる。
つまり、気象条件との関係性がやや薄くなる。
<By 常盤勝美>