Mar.3週/再び寒の戻り 4週/春本番の陽気、気温高め
【3月3週(3/17~3/23)の天候予測とMDポイント】
週後半~週末、再び寒の戻り。
天気図上での高気圧・低気圧の動きが早い。
今週は18日(火)と20日(木)頃、日本付近を低気圧が通過する。
20日(木)の低気圧のほうはやや発達すると予想されるため、
広い範囲で少し荒れた天気となるおそれあり。
日本列島の多くのところでは北寄りの風が吹き、
冷たい雨か雪となりそう。
週末は冬型の気圧配置。
長続きするものではないが、この影響で一時、
日本上空に寒気が流れ込む。
気温は平年を下回り、強めの寒の戻りが予想されるため、
おでんや野菜スープなど適度に体を温めるメニューが好まれる。
週前半は飲料やアイスクリーム、生野菜、
サラダ用のドレッシングなど。
西日本の太平洋側の一部(高知や宮崎、福岡、長崎など)では
今週末早くもお花見の第1回目が行われる可能性がある。
3連休にあわせてアウトドア関連消費が活発になることが予想されるため、
弁当用食材やペットボトル飲料、菓子類、冷凍食品などの積極的なPRを。
【3月4週(3/24~3/30)の天候予測とMDポイント】
春本番の陽気が戻る。
特に強い寒気や太平洋高気圧の強まりが予想されているわけではなく、
この時期らしく、3~4日程度の間隔で天候変化が続く予想。
ただ前週末の寒の戻りの影響がなくなる分、
全国的に気温は平年より高めの予想。
この時期の高温は近年では比較的珍しい方。
ここ最近、サクラの花が咲くか咲かないかの頃に強い寒の戻りとなるため、
この時期気温が低いことが多い。
そういった意味では気温高めの予想となっているが、
あまり楽観視しない方が良いかも。
爆弾低気圧の通過によって、
猛烈な暴風による荒れた天気となりやすい時期なので。
おそらくこの週末は、消費税増税直前の最後の土日につき、
生鮮・日配以外の全部門でお祭りのような特需になることが予想される。
天気どころの話ではなくなっていると予想される。
一応気象的なポイントとしては、
西日本太平洋側でサクラが満開となりそう。
関東などでもこの期間のどこかでサクラ開花の見通し。
結局ほぼ平年並み程度に落ち着く可能性もあるが、
それでも昨年に比べると、1週間以上遅い。
幸い、サクラの一番の見頃は4月第一週と予想されるため、
消費税増税後、一時的に冷え込んだ消費に対する
カンフル剤的なお花見需要が期待できそう。
オードブル系中心の準備を。
ただ、上記でも触れたように、爆弾低気圧による荒天に注意。
<By 常盤勝美>