May4週/ カラリとした晴天の日が多い 5週/極端な暑さはない
【5月4週(5/19~5/25)の天候予測とMDポイント】
カラリとした晴天の日が多い
20日(火)~21日(水)にかけて低気圧が通過し、
全国的に雨が降った後、
本州付近に中心を持つ移動性高気圧に覆われて晴天が続く。
しかもこの高気圧は乾いた空気を持っているため、
カラリとした暑さ。
梅雨前線が一時活動レベルを弱める週末は、
南西諸島でも青空が期待できる。
先週末北日本を襲った強い寒気は抜けたため、
日本上空の気温はほぼ平年並みの水準。
晴れ間が多い分だけ、気温が平年を若干上回るところがある。
涼味系及び飲料系を積極的に展開すべきだが、
飲料に関してはそこまで爆発的な伸びとはならない。
ただ今週末も晴天が期待され、
多くの地域で遠足や運動会など屋外行事が催されることと思われる。
東日本の内陸部ではにわか雨の可能性が否定できないものの、
ほぼ全国的に晴天に恵まれるため、
雨天による日程変更や中止となる可能性は低い。
弁当用食材は強めに発注してもリスクは小さいだろう。
(ただし、最終判断は自己責任でお願いします!)
連動してUVケア用品や水筒、絆創膏、消毒薬などの展開も忘れずに。
【5月5週(5/26~6/1)の天候予測とMDポイント】
極端な暑さはない。
この時期としてはまだやや勢力の弱い太平洋高気圧。
5月上旬から中旬前半のように、
各地で真夏日を記録するほどの暑さは考えにくい。
ただ、梅雨前線が徐々に北上することが増えるにあたって、
本州付近でも曇りや雨のすっきりしない天気の日の割合が高まっていく。
ただ、そのまますんなり梅雨入りとはならないと考えられる。
この時期は湿度が徐々に高まり、
蒸し暑く感じる日が少しずつ増えていく。
湿度が高まるとカビの発生による
食中毒を本能的に忌避するため、
お酢の酸味に対する関心が高まり、
酢の物を好むようになる。
腐敗臭、饐(す)えた臭いなどに敏感になる時期。
売場で少しでも不衛生なところが露見されている場合、
売場に対する信頼が失墜しかねない。
クレンリネス(清潔度)の維持には特に注意を払うべき。
<By 常盤勝美>