Dec.2週/一旦、寒気緩む 3週/再び寒波到来
【12月2週(12/8~12/14)の天候予測とMDポイント】
一旦、寒気緩む
8日(月)~9日(火)の低気圧は弱いものだが、
地域によっては小規模に天気崩れる可能性がある。
週半ばは北日本日本海側の雪も小止みとなり、
晴れてホッとした陽気のところが多くなる。
11日(木)以降、全般に天気崩れる。
北海道を除き始めは雨だが、
低気圧の背後にまた強い寒気が控えているため、
日本海側では徐々に雪に変わる。
週半ばは冷え込み緩み、比較的過ごしやすい陽気となるため、
鍋物需要は一旦落ち着く。
揚げ物や中華、おでん、ステーキなど
食ニーズのバリエーションは広がる。
週末は再び寒波がやって来るため、
来週の食材買いだめを兼ねて鍋物展開を再び強化。
12月は食の洋風志向も高まるため、
シチュールーやカップスープの素などの欠品にも注意。
【12月3週(12/15~12/21)の天候予測とMDポイント】
再び寒波到来
冬型の気圧配置が強まり、
上空にはまた強い寒気が流れ込むが、
この寒気は前回(6日(土)~7日(日)頃にピークを迎えたもの)と比べると
ほぼ同じか規模は幾分小さい。
日本海側の各地では雪や雨が降りやすいが、
今のところドカ雪の可能性は低い。
週後半、冬型の気圧配置が緩んだタイミングで
日本付近にやってくる低気圧のコースが日本の南だった場合(南岸低気圧)、
東日本~西日本の太平洋側でも冷たい雨か雪となる。
クリスマス商戦ピークに向けて最後の追い込み。
選ばれるケーキの種類は個人の好みの影響が強いが、
多少前後の天候の影響も受ける。
一般に寒さ厳しい年は甘味の強いケーキ、
チョコフレーバーのものが好まれやすいため、
ブュッシュドノエルの売上げの伸びが期待できる。
それほど冷え込み厳しくない年は
甘味に対する関心が多少薄くなるため、
程よい酸味あるフルーツタルトや、
甘味のそれほど強くないチーズケーキ系の売上げの伸びが期待できる。
<By 常盤勝美>