Jan.5週/28日以降真冬の寒さ Feb.1週/強烈寒気南下の兆し
●1月5週(1/26~2/1)の天候予測とMDポイント
28日(水)以降
真冬の厳しい寒さが戻る
26日(月)から27日(火)は
日本付近を低気圧が通過。
各地で南寄りの風が強まるため、
気温が上がる。
北海道など北日本でも
この時期としては珍しく雨となる所が多い。
低気圧が抜けた後、
上空にはこの時期らしい強い寒気が流れ込む。
冬型の気圧配置となって
日本海側では雪が降りやすい。
30日(金)は日本の南を低気圧が通過。
時期的にもコース的にも
東日本太平洋側では
平野部含めて雪の可能性がある。
東京でも数cm程度の積雪に念のため警戒。
その後冬型の気圧配置がさらに強まり、
週末は日本海側では大雪、ドカ雪に警戒。
気温は28日(水)以降平年並みか低め。
直近の穏やかな陽気は解消。
一番のポイントは
27日(火)から28日(水)にかけての気温の急降下。
週前半はこの時期としてはかなり気温が高く、
穏やかな陽気だが、
28日(水)から一気にこの時期らしい真冬の寒さが戻る。
鍋物需要が一気に戻るため、積極的な展開を。
2月に入ると冬物全般に対して
多少の季節外れ感が出てくるため
もしだぶつきがちな冬物在庫があれば
圧縮を進めたい。
もう一つ注目すべき点は、
気温の急降下にともなって
体調を崩す人が大幅に増える可能性。
風邪薬、うがい薬、マスク、のど飴、
ドリンク剤、しょうが、長ネギなど、
風邪ひき対策関連アイテムの売り場強化を。
●2月1週(2/2~2/8)の天候予測とMDポイント
強烈寒気南下の兆しあり
冬型の天気分布。
日本海側では雪、
太平洋側では乾燥した晴天となる日が多い。
ただ期間中頃、気圧の谷が通過。
低気圧のコースなど、まだ何とも言えないが、
太平洋側含めて全国的に
大雪の確率が高い時期なので、
念のため今後の予報に注目を。
その後、今シーズン最強クラスの
寒波が襲来する可能性がある。
気温は全国的に平年より低めと予想される。
※全般に多少アグレッシブに予想しています。
厳しい寒さとなる日が多い予想から、
寒さ対策、風邪引き対策関連アイテムの引き続き強化を。
鍋つゆなども高い売上が期待できそう。
冬物は圧縮傾向といいつつも、
売れ筋に関しては発注・売り場の強化を。
これからの時期、
カップスープの素やココアなど
一人前で体を温めることができる飲料(ホット飲料)系が、
厳しい寒さとなったときの一番の注目商品。
<By 常盤勝美>