Apr.2週/強い寒の戻りと菜種梅雨 3週/低温は一旦解消
【4月2週(4/6~4/12)の天候予測とMDポイント】
強い寒の戻りと菜種梅雨
前線から遠い北海道や北陸以北の日本海側では
晴れ間の見られる日が多いが、
それ以外の地方は曇りや雨のぐずついた天気。
前線上を低気圧が通過する予想の10日(金)頃は
広い範囲でしっかりとした雨となる。
ただ幸い、週末は日本列島が前線の切れ間にあたるため、
まずまずの天気となる地域が多い。
週前半、日本列島上空に
この時期としては強い寒気が流れ込み、
前線に向かう北東の風によって
それが太平洋側各地の気温を一層押し下げる。
気温はほぼ全国的に平年より低く、大幅に低いところも。
真冬並みの肌寒さとなる。
週前半は寒の戻り対策。
できればおでん、野菜スープ、うどん、練揚物など
秋冬用食材のフェースを増やしたい。
ただ季節は既に春から夏に向かっており、
体は夏に向けての準備を進めているので、
一時的な衝動はあっても
冬物メニューへの関心が大いに高まるほどではないので
夏物の売り場もあまり縮小し過ぎないことをおすすめする。
缶のホットコーヒー・ココア、茶葉なども好適。
幸い、週末は晴れ間が多くなる予想のため、
北陸~東北では花見のピークに向けて
オードブルメニューを強化したいが、
気温低めのためビールよりは焼酎やワインなど
冷やさなくてもおいしく飲めるアルコール類がおすすめ。
ちなみに今週の天気予報における注意事項。
前線の影響でぐずついた天気が続く予想となっている場合、
ちょっとした前線の位置のずれによって
晴れる場合もあれば雨が降る場合もある。
週間予報レベルで前線の位置を正確に予想するのは非常に難しいため、
予報と比べて実際の天気が大きく異なることも十分考えられる。
翌日の天気であってもあまり断定的に判断せず、
予報が修正されることを考慮して、
状況によって売り場が対応できるよう、留意いただきたい。
【4月3週(4/13~4/19)の天候予測とMDポイント】
低温は一旦解消
13日(月)頃再び日本の南を低気圧が通過した後、
季節はずれの冬型の気圧配置となる。
北日本山間部では積雪のおそれも。
ただ週後半はこの時期らしく天気が周期的に変化するようになる。
サイクル的には週後半はまた気温が平年を上回る陽気の日が多くなる。
今年は3月以降、毎週の気温が波打つように大きく上下しており、
前週から当週前半が低温のため、
次は高温となる順番であることが考えられる。
再び夏物強化。
週末のアウトドアレジャー日和に向けて
お弁当用食材や菓子類、ペットボトル飲料、UVケア用品、
帽子、サンダル、キャンプ用品、制汗剤などの品揃えの充実を。
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<By 常盤勝美>