Nov.3週/天気の崩れるサイクルに変化 4週/北海道のみ低め
【11月3週(11/16~11/22)の天候予測とMDポイント】
天気の崩れるサイクルに変化
16日(月)は全国的に晴れるが束の間。
週半ばの低気圧通過に向け
17日(火)には早くも西から天気が崩れる。
週後半はまた束の間の晴天となるところが多いが、
週末は再び天気崩れる。
ただ天気の崩れの規模は不透明。
この頃、日本の南に台風が発生する可能性がわずかにあるが、
本土への影響はほとんどない見込み。
気温は週初め平年より大幅に高めとなるところが多いが、
徐々に気温は平年並みに戻る方向。
北日本上空にはこの時期並みか
やや強めの寒気が流れ込む影響で、
北海道で週後半以降、気温が平年を下回る。
雪が降る所もありそう。
北日本の日本海側で雪対策をどんどん進めたいところだが、
今週末ようやく東北北部まで初雪前線が南下するかどうかのレベル。
まだ本格的な雪のシーズンは先となりそう。
北海道では週末雪が降りやすいが、ドカ雪ではなく、
都市部平野部では、まだ積極的な除雪というレベルではない。
それ以外の地方は週前半中心に季節が1カ月逆戻りしたくらいの高温。
鍋物に対する関心が向きにくく、せいぜいおでん、
または焼き肉など夏っぽいメニューでもOKなくらい。
パンや中華、イタリアンなど多国籍な提案を。
週末は気温が幾分平年並みに近づき、
季節並みの陽気を感じるようになる。
週末は勤労感謝の日を含む3連休の方も多いと思うが、
冬物積極提案のチャンス。
【11月4週(11/23~11/29)の天候予測とMDポイント】
北海道のみ低め
東日本から西日本では、
具体的に天気の崩れるタイミングが判然としないものの、
周期的に変化する。
北日本では冬型の気圧配置となりやすいため、
北海道の日本海側で雪や雨の降る日が多そう。
気温は北海道のみ低め。
それ以外は引き続き高めの確率が高いが、
前週に比べると幾分平年並みに近い。
全般に気温高めの予想となっており、
関東以西の各地ではこの期間、
異常天候早期警戒情報(高温)が発表されているが、
前週までのような極端な高温の可能性はそれほど高くない。
そのため、食料品であれば鍋物、
衣料品であればコートを積極的に展開したい。
頃合いとしては、定番鍋つゆに少し飽きが出始める頃なので、
鍋つゆのバリエーションを少し広げてお客の興味をひきたい。
また例年であれば
インフルエンザの本格的な流行が全国規模で始まる頃だが、
今年は空気の乾燥度が弱く、
特に強い冷え込みもないため、少し遅れ気味。
のど飴やマスク、風邪薬、ハンドクリーム、
リップクリームなどの展開は当然必要だが、
例年に比べてまだ立ち上がりが鈍く、
他の商品に売り場を割いた方が効率的。
<By 常盤勝美>