Dec.1週/週半ば天気荒れてまた寒気流れ込む 2週/再び高温傾向に
【12月1週(11/30~12/6)の天候予測とMDポイント】
週半ば天気荒れてまた寒気流れ込む
太平洋側の各地での天気の崩れは30日(月)と2日(水)~3日(木)頃。
ただ、前者の天気の崩れは比較的規模が小さいため、
ほとんど影響のない地域も多い。
一方後者は低気圧に向かって南から湿った空気が入るため、
雨脚強まる時間帯がある。また南風も強めに吹く。
日本海側の地方は2回の気圧の谷の通過後、
冬型の気圧配置となり時雨れるため、
晴れ間の見られる日は2日(水)くらいのところも多い。
4日(金)~5日(土)は冬型の気圧配置が強まるため、
山陰方面まで雪の可能性がある。
北日本では暴風雪にも注意。
気温は週初めおおむね平年並み。
週半ばは全国的に南風となるため高め。
一方4日(金)以降は低め。
3日(木)から4日(金)にかけての気温の落差が大きそう。
週前半と後半でMDに変化を。
週前半はまだ気温が平年並みかやや高めのため、
真冬物の展開をしながらも秋物的なメニュー、
年間定番メニューなどの品揃えもアピール。
週後半は寒さ厳しくなるため
鍋物を全面的に展開した売り場構成。
シチュー、カップスープの素なども忘れずに。
山陰以北の日本海側では雪対策商品の売り場も強化。
週前半から後半にかけての気温落差が大きく、
体調を崩しやすいので、風邪薬やうがい薬、
胃腸薬、マスク、生姜湯、葛根湯、
ドリンク剤などの売り場も引き続き強化。
【12月2週(12/7~12/13)の天候予測とMDポイント】
再び高温傾向に
北日本の日本海側では雪の降りやすい日が多い。
それ以外の地方は週に2回程度の頻度で天気が崩れるサイクル。
上空の寒気があまり南の方まで下りて来ないため、
この期間は北海道を除いて、
また気温が高めとなる。
強い冷え込みはほとんどなさそう。
気温高めの予想となってはいるが、
極端な高温は考えにくいため、
引き続き鍋物食材中心の売り場プレゼンテーションがおすすめ。
ただキムチ鍋など汗をかくようなこってり系の鍋よりは、
すき焼き、しゃぶしゃぶ、もつ鍋、豆乳鍋など、
比較的あっさりさっぱりした鍋物のほうが、
気象条件的にはおすすめ。
ちなみにこの週末は三大流星群の一つ、
ふたご座流星群のピークの頃。
今年はこの時期、新月に近く、月明かりの邪魔がないため、
観察には絶好の条件。
国立天文台などのHPで調べてPOPなどに掲載し、
関連アイテムとしてホット缶飲料や携帯カイロなどを
展開しても良いだろう。
<By 常盤勝美>