Dec.3週/週後半、寒気が入る 4週/Xマス寒波襲来の可能性
【12月3週(12/14~12/20)の天候予測とMDポイント】
週後半、寒気が入る
15日(火)は全国的にすっきりしない天気だが、
低気圧自体まだあまり発達しないため、
まとまった雨となるところは特にない。
17日(木)~18日(金)は日本海側で雪。
本州山間部のスキー場周辺でも
ようやく今シーズン初の本格的な雪。
週末オープンにぎりぎり間に合いそう。
太平洋側の各地では乾燥した晴天となる。
気温は週前半高めだが、週後半は低め。
気温の落差が大きそう。
ただ週末には冬型の気圧配置は緩む。
週後半、本格的な寒さに向けて、また鍋物展開の拡大を。
今週末が鍋物商戦のピークになるかもしれないくらいの意気込みで。
日本海側では九州北部まで雪対策商品の展開強化を。
インフルエンザに関してのニュースは、
今シーズンまだほとんど耳にしない。
ただ今回の冷え込みを機に流行が拡大する可能性があるので、
風邪引き対策、乾燥対策商品の陳列も拡大したい。
【12月4週(12/21~12/27)の天候予測とMDポイント】
Xマス寒波襲来の可能性
気象庁の長期予報の見解とは多少異なるので注意。
日本周辺では冬季、約30日程度のサイクルで
上空に強い寒気が南下する周期性が知られている。
これは、北極の寒気の放出期と蓄積期の一連の波のサイクルが
約30日程度という関係に起因する。
その状況を考えると、10月25日頃、日本付近に寒気が流れ込み、
東京、大阪で木枯らし1号を観測したのもうなずける。
11月も同じように25日前後に寒気が襲来し、
札幌で40cmを超えるドカ雪を記録した。
その周期性を考えると、この期間の後半また強い寒気がやって来て、
日本海側に本格的な雪を、
また太平洋側に乾燥した晴天をもたらすものと考えられる。
クリスマス商戦が終わり、年末年始商戦一色となるため、
商品の売れ筋と天候との相関性が低くなる時期。
週末穏やかな天気が予想されているのであれば
大掃除関連商品は臨時の特設売り場をつくるなど、
この時期特有の需要急増に対応したい。
クリスマスは洋風メニューが多かった反動で、
この週末から年末は和風志向が強まる。
さまざまな鍋物メニューの提案を。
<By 常盤勝美>