Dec.4週/週末強い寒気が流れ込む Jan 1週/次は年明け寒波か
【12月4週(12/21~12/27)の天候予測とMDポイント】
週末、強い寒気が流れ込む
22日(火)は全国的にまずまずの晴天となるが、
23日(水)から24日(木)にかけて天気が崩れる。
25日(金)は徐々に冬型の気圧配置が強まる方向。
太平洋側では晴れるが、日本海側では雨が雪に変わる。
26日(土)から27日(日)は冬型の天気分布。
山陰から東北の日本海側では、今シーズン初の本格的な降雪となる。
今回の寒気はタイミングが中途半端なため、
クリスマス寒波と呼ぶには少し遅い。
かといって年末寒波と呼ぶには少し早い。
ただ週末はクリスマスが終わり、
和風志向が急激に戻る時期のため、
今シーズン最大の鍋物セールスのタイミングと考えられる。
鍋つゆ、魚介、すき焼き用肉などの積極展開を。
週末は冷え込みが厳しいため、
大掃除を行う家庭の割合は少ないだろう。
今週は天皇誕生日の23日(水)も
ほぼ全国的に天気がぐずつく予想なので、
大掃除など正月準備は翌週前半に集中することが予想される。
【12月5週/1月1週(12/21~1/3)の天候予測とMDポイント】
次は年明け寒波か
前週末の強い冬型の気圧配置は緩む方向のため、
日本海側は雪が上がり、週前半は全国的にまずまずの天気。
今のままのサイクルで行けば、
大晦日か元日あたりに日本付近を低気圧が通過して天気崩れる。
その後また週末冬型の気圧配置が強まるため、
日本海側で雪、太平洋側で乾燥した晴天となる。
上記のように、週前半に各家庭で正月準備が
短期集中的に行われる可能性が高い。
年越しは直前に発表される予報を参考にしていただきたい。
現時点の予報では、大晦日から三が日にかけてのどこかで
全国的な天気の崩れが予想される。
人出はその予報を参考にしながら予想していただきたい。
基本的にはおせち料理あるいはそれ用の食材が中心。
気象条件との相関性は低いが、
大晦日の食卓は、気温が高ければ寿司、焼き肉、
気温が低ければおでん、鍋物の比率が高まる。
年越しそばに関しては、
もし気温が平年と比べて大幅に高ければ
天ぷら(海老天)の販売数が少し伸び悩むので注意。
<By 常盤勝美>