Jan. 3週/冬型の気圧配置続く 4週/寒さ続く可能性
【1月3週(1/11~1/17)の天候予測とMDポイント】
冬型の気圧配置続く
ようやく冬本来の天気分布になった感じ。
日本海側の地方では山陰まで雪や雨の降りやすい天気が続く。
九州北部と南西諸島では雲多めの天気。
関東から九州の太平洋側では乾燥した晴天。
上空寒気がそこまで極端に強いわけではないので、
雪雲の太平洋側の地方への流れ込みはほとんどない。
仙台や名古屋周辺など、雪は降ってもちらつく程度。
気温はほぼ全国的に平年並みかやや低めで、厳しい寒さ。
当面の高温傾向が続きやすい状況は一旦解消。
ただ東日本だけは寒気の流れ込みが弱いため、
平年並みかやや高めの日もある。
全国的に気温が平年並みかやや低めの日が多く、
寒中らしい寒さとなるので、
基本的には鍋物料理を想定した売り場づくりがおすすめ。
新陳代謝を高めるキムチ鍋や、
保温効果の高い味噌仕立ての鍋などが特におすすめ。
またようやく本格的な寒さ到来に合わせ、
携帯カイロも消耗度が増える。
欠品、品薄に注意。
【1月4週(1/18~1/24)の天候予測とMDポイント】
寒さ続く可能性
少なくとも週前半は冬型の気圧配置が強まる。
日本海側の各地では九州北部にかけて全般に雪が降りやすく、
一部太平洋側にも雪雲が流れ出す。
ただ基本的に太平洋側では乾燥した晴天の日が多い。
この冬型の気圧配置がいつまで続くかが着目ポイント。
現時点では週半ばに解消する可能性、
週後半も続く可能性、いずれもほぼ半々。
気温は前半低め。半ば以降は不透明。
引き続き鍋物料理を中心とした売り場展開。
今後も寒さが継続するかどうか不透明のため、
冬物、真冬物は売れるとき(気象条件的にニーズが高いとき)に
売り込んでおきたい。
寒さが継続すれば風邪引き対策、乾燥対策の展開を続け、
もし穏やかな陽気が戻ってきたら、
スギ花粉対策商品の展開を始める。
<By 常盤勝美>