Feb. 1週/週後半気温やや高め 2週/ 初め低温後半高めか
【2月1週(2/1~2/7)の天候予測とMDポイント】
気温は週後半やや高め
それ以外は低め
日本海側では雪や雨、
太平洋側では乾燥した晴天の日が多い。
5日(金)は南岸低気圧の影響で
太平洋側の各地でも天気が崩れるが、
低気圧はあまり発達しない予想。
雨や雪が降っても量はそれほど多くならない。
気温は週前半低めだが、週半ばから後半は冬型緩み
上空気温が上がる影響で気温はやや高めのところが多い。
週末はまた冬型の気圧配置が強まる影響で気温低め。
2月に入ると冬物に対して季節外れ感が強まっていく。
鍋つゆなど鍋物食材はあと2週間もすれば
急激に関心が薄くなっていく時期のため、
今週の寒さを利用して在庫を徐々に圧縮する方向で。
週後半、一旦気温高めとなる時期は、
パンやパスタの提案が喜ばれる。
最近の急激な低温の影響で
野菜相場が急騰しているため
あまり野菜をふんだんに使わなくても
春を感じられるメニューの提案を主体としたい。
また週後半の穏やかな陽気のタイミングで
スギ花粉の飛散規模が
今シーズン初めて本格的となる可能性あり。
花粉症対策商品のアピールも急ピッチに進めたい。
【2月2週(2/8~2/14)の天候予測とMDポイント】
初め低温
後半はやや高めか
週前半は日本海側で雪が降りやすく、
太平洋側では乾燥した晴天。
週半ば以降は全国的に晴れ間が多くなる。
週後半から週末のどこかで日本付近を低気圧が通過するが、
コースによっては春一番(日本海低気圧)や
東日本太平洋側で大雪(南岸低気圧)となる可能性もある。
現時点ではまだ判然としない。
気温は初め低め。
後半は低気圧のコース次第だが、
高めに振れる可能性がやや高い。
これからの時期、気温変動幅が大きく、
またその事前予測が非常に難しくなるので、
予報精度が低下する頃。
あまり早い段階から断定的な判断をしないほうがおすすめ。
この期間も春めいた
かなり暖かい陽気を感じる可能性もあれば、
まとまった雪が降るほどの
非常に厳しい寒さとなる可能性もある。
その中で進めるべき準備としては、
どちらの陽気となった場合でも対応できるよう、
両極端のシナリオを想定した
心構えをしておくことが大事である。
ここ20年程度のトレンドだが、
2月14日頃と26日頃春一番が吹きやすい。
そんなちょっとした”くせ”がある。
念のため春一番準備も。
飲料、アイスクリーム、乾麺などを
遅滞なく展開できるようにしておきたい。
<By 常盤勝美>