Mar.2週/週前半高温、後半は強い寒の戻り 3週/また気温高めに
【3月2週(3/7~3/13)の天候予測とMDポイント】
週前半高温、後半は強い寒の戻り
7日(月)は日本の北を低気圧が進む影響で
南からの湿った空気が流れ込み
全国的にまとまった雨となる。
また気温も上昇するため、
北海道でもほとんどのところが雪でなく雨。
一方、9日(火)~10日(水)は
日本の南を低気圧が通るため今度は北風。
低気圧から遠い北海道では晴れ間が多いが、
それ以外の地方は雨となり、
東北や東日本の内陸部では
雪が混じる可能性がある。
その後は冬型の天気分布。
山陰以北の日本海側では雪が降りやすく、
太平洋側では乾燥した晴天となる。
気温は週前半高め。
南風が強まる影響で
初夏の陽気となるところもある。
週半ばから週後半は一転強い寒の戻り。
気温落差の影響で温度以上の寒さを感じそう。
注目ワードは、花粉症対策と寒の戻り。
気象以外なら当然、
震災から5年というワードが最も重要だろう。
週前半は初夏の陽気。
日中の気温は関東以西の多くのところで20℃を超え、
暑いくらいの陽気となる。
飲料、アイスクリーム、涼味など、夏物食材が動きそう。
花粉症の症状もピークになるので
対策アイテムも動きが良くなる。
特設売場も効果的。
一方、週後半は強い寒の戻りで寒くなる。
簡単な鍋物やスープ類、ホット飲料系が動きそう。
週前半と後半とで売場の顔を変えたい。
またこのような激しい気温変化で体調を崩しがちになる。
サプリメントや栄養剤、ドリンク剤などの展開も強化。
【3月3週(3/14~3/20)の天候予測とMDポイント】
また気温高めに
例年のこの時期らしく、
天気は短い周期的で変化する。
北日本の日本海側では雪の降る日もあるが、
雨となる日も増えてくる。
また何より晴れる日の割合が徐々に多くなっていく。
それ以外の地方は
「春に三日の晴れなし」と呼ばれるように、
短いサイクルで雨が予想される。
気温は、前週後半の寒の戻りの影響があり、
週明けはほぼ平年並みと予想されるが、
低温傾向は解消する。
週半ば以降は気温が平年より
かなり高くなる可能性もある。
また春夏物展開の売場に戻す。
この期間の気温予測から、
飲料やアイスクリームなど、
少し強気の発注を仕掛けても良いかも。
週末は春分の日を含む3連休となるため、
焼肉やBBQ用食材も品数を増やしたい。
気になるのはサクラの状況。
早ければ西日本の太平洋側で
週末には咲き始めるのではないかと予想する。
高温の日も多いためつぼみの成長は
当初予想より早まっている可能性が高い。
念のため計画を前倒し気味に想定しておくことをおすすめする。
<By 常盤勝美>