Jul.4週/梅雨前線消滅 5週/太平洋高気圧、まだ充電中
【7月4週(7/18~7/24)の天候予測とMDポイント】
梅雨前線消滅
少なくとも梅雨前線の活動は弱く、
全国的に長雨による大雨の可能性は低い。
ただ今週も後半を中心に
局地的に激しい雨に見舞われるところはありそう。
オホーツク海と日本海に中心を持つ
2つの高気圧に覆われて、
全般的には晴れ間の見られる日が多いが
関東以北の太平洋側では
やませの影響で雲が取れにくい。
気温は全般に平年並みかやや低め。
南の太平洋高気圧は
引き続き本調子ではないため、
7月上旬のような非常に厳しい暑さはない。
18日(月)に速報が流れた。
「九州から東海地方で梅雨明けが発表!」
夏本番。
売場も真夏用に花火や麦わら帽子、
虫とリセット、プール用品など拡大したい。
ただ今回のこれらの地方での梅雨明けは
梅雨前線南下消滅パターン。
この形で梅雨が明けた年は
猛暑になりにくい傾向にあるため、
今のうちから盛夏物を積極的に展開していきたい。
キーワードは、暑さ対策のスタミナ食材と、
熱中症対策の水分+ミネラル分補給。
ただ極端に猛烈な暑さでないことから、
アイスクリームや和菓子なども十分に売上が期待できる。
(猛烈な暑さの場合はこれらのアイテムの売上も期待できない)
【7月5週(7/25~7/31)の天候予測とMDポイント】
太平洋高気圧、まだ充電中
北海道で天気が周期的に変化するほかは
晴れ間の見られる日が多い予想。
梅雨前線の活動レベルの回復状況によっては、
東北地方で雨の降りやすい天気となる可能性。
いずれにしても全国的に
すっきり夏空が続くという感じではなさそう。
気温は北日本中心に引き続き低め。
西日本ではおおむね平年並み。
30日(土)の土用の丑の日に向けて、
まずはうなぎをはじめとしたスタミナ食提案が定石。
基本的に夏の間は外気温が体温に近いので、
体温を維持するためのエネルギーは最小限ですみます。
しかし、暑さにバテる時期でもあので、
体がカロリーの高いものを求め
スタミナ補給をしたがる特徴がある。
またこの週以降夏の花火大会が各地で行われる。
開催されれば多くの人出が見込まれ、
ビッグセールスが期待できるが、
雨天などで中止となった場合は
当然ながら人出は見込めない。
当日の天気によって
客足が大きく異なるため、
花火大会が開催されるかどうか、
天気予報で見当をつけていただくと良い。
花火大会といえばビールなどの飲料、
つまみとしてのソーセージや唐揚げ、乾き物、虫除けなど。
<By 常盤勝美>