Jan.5週/Feb.1週 初めと終わりは高温・2週 高温解消、後半は寒波?
【1月5週/2月1週(1/30~2/5)の天候予測とMDポイント】
週初めと終わりは高温
30日(月)、全国的に変わりやすい天気となった後、
3日(金)にかけては冬型の天気分布。
北陸以北の日本海側では雪や雨、
太平洋側の各地と西日本ではおおむね晴天となる。
南西諸島では雲の多い天気が続く。
週末は東日本~西日本で天気は崩れる。
その規模は不透明だが、北日本を除いて少し荒れるおそれもある。
気温は30日(月)、全国的に高めで、とくに関東地方では
この時期としては記録的高温となる。
31日(火)~3日(金)にかけては
全般に平年並みか若干高い程度。
この時期らしい寒さとなるが、週末はまた高め。
上空に暖気が入るため、穏やかな陽気となる。
1年で最も寒い時期だが、
週の初めと終わりに穏やかな陽気が予想されている。
少し早めだが、からだが春間近を実感するため、
”暑さスイッチ”が入るかもしれない。
すなわち、春夏物への関心が高まる。
まだ実需要が大きく伸びるまでには至らないが、
店頭に並べられた春夏物商品への興味関心が非常に高まるため、
商品を『見せる』タイミングとしては絶好。
飲料系、アイスクリーム、絹豆腐、乾麺、もずく・めかぶなどの売場を
一時的に強化したい。
ただ、翌週はまた気温下がる方向なので
売場変更が大変だが、こまめに対応していただきたい。
【2月2週(2/6~2/12)の天候予測とMDポイント】
高温は解消、後半は寒波か?
日本海側では雪や雨の日が多く、
北海道や北陸の山間部など雪の量が多くなるおそれ。
太平洋側の各地は基本的に晴天だが、
強い寒気の吹き出しにより一部雪雲がかかるため、
西日本の平野部でも雪の降ることがありそう。
気温は週前半は平年並みか高めの可能性はあるが、
半ば以降は低めとなる。
週後半は寒波襲来の兆し。
冬物耐久財は積極的なクリアランスを。
食料品部門では、鍋物需要が高まりそう。
ただ、時期的に1年で最も寒い時期を過ぎているため、
鍋物料理は季節外れ感が徐々に強くなっていく。
この時期寒い陽気の日は、
おでんやカップスープの素、コーヒー、即席みそ汁など、
お湯をそそぐだけでできる簡便ホット飲料系がおすすめ。
日本海側の地方では大雪による物流の混乱に注意!
<By 常盤勝美>