Mar.3週 毎週前半に低気圧が通過 /4週 低温解消、桜の便りちらほら
【3月3週(3/13~3/19)の天候予測とMDポイント】
毎週前半に低気圧が通過
西日本では13日(月)に、
東日本~東北では14日(火)中心に天気は崩れ雨が降る。
天気が回復する直前と寒気の流れ込みの時期がギリギリ重なる
14日(火)夜~15日(水)朝方にかけては
関東~東北の太平洋側で一部雪が混じる可能性がある。
ただしっかり積もるほどの雪にはならない見通し。
その後、冬型の気圧配置となり
山陰より北の日本海側でしぐれるが、
寒気の規模や、3月中旬という時期の関係で
山陰地方では雪でなく雨、北陸でもみぞれが中心となる。
週末は全国的に晴れ間が多い。
気温は西日本~東日本で低め。
西日本の低温は、また今週寒気が西回りに入る影響。
ただ寒気の規模は先週ほどではないため、
低温のレベルは限定的。
東日本の低温は、
寒気+南岸低気圧通過による北東気流の影響。
北日本は平年並み。
週前半はまた東日本~西日本で低温傾向となるため、
冬物季節商品の見切り、在庫圧縮を。
ただ、おでんやスープ関連商品は
4月中旬前半くらいまでニーズが残る可能性があるため、
見切り過ぎないように注意は必要。
週末3連休はほぼ全国的に晴れる日が多い。
(最終日は西日本から天気下り坂だが)
行楽用品、アウトドア用品、弁当用品など発注を強化。
西日本の早いところでは、気象台からの発表がなくても、
日当たりの良い木など、この3連休中にも
桜(ソメイヨシノ)が開花しそう。
気の早い花見客を見据えたオードブル需要に向けて
四国、九州では準備をしておいたほうが良さそう。
【3月4週(3/20~3/26)の天候予測とMDポイント】
低温解消、桜の便りちらほら
週前半はまた関東以西で天気は崩れる。
今回はその後冬型の気圧配置となったとしてもすぐ冬型は緩み、
日本付近に移動性高気圧がやってくる。
そのため、週末にかけては全国的にまずまずの天気となりそう。
気温は週前半まで東日本~西日本中心にやや低めだが、
週半ば以降低温傾向は解消。
全国的に平年並みかやや高めとなる。
関東以西の太平洋側で桜開花の便りが続々と届く見通し。
週前半はまだ冷たい雨のところもあるが、
週半ば以降また一気に春本番の陽気に戻るため、
桜開花前線が急に北上を始める可能性。
週末には関東地方まで開花前線は到達する見通し。
花見宴会需要はあまり遠慮せず強めの発注をおススメしたいが、
もし週末天気が崩れてしまったらお花見には適さないため、
週末の天候が大方予想されてから発注強度を決めたい。
花見宴会は気温が高くポカポカ陽気ならば、
寿司やオードブル、焼き肉、乾き物、
ビール・発泡酒類が伸びやすい。
気温が低く花冷えの陽気の下ならば、
おでんや鍋物、ピザ、チョコレート、ビスケット、
焼酎、日本酒類が伸びやすい。
<By 常盤勝美>