May5週/Jun1週、後半北日本で気温下がる・Jun2週、九州~関東甲信梅雨入り
【5月5週/6月1週(5/29~6/4)の天候予測とMDポイント】
後半北日本で気温下がる
南西諸島は梅雨空。
先週に比べて晴れ間は一層少なくなる。
ほかの地方は晴れ間が多いが、
西日本では1日(木)~2日(金)、
東日本では2日(金)、
北日本では2日(金)~3日(土)にかけて
天気は崩れる。
寒気を伴った低気圧により
広い範囲で大気の状態が不安定となる。
そのため、雷や突風をともなって
雨がまとまって降るところもありそう。
週末は一旦天気は回復する。
九州南部はこの天気の崩れのタイミングで
梅雨入り発表となる可能性があるが、
それ以外の地方は
まだ見送りの状態と考える。
気温は週前半中心に平年並みか高めとなり、
季節外れの暑さとなる。
週後半は寒気の影響で北日本中心に下がる。
一旦落ち着いた水準に。
週前半は再び季節外れの暑さ。
涼味や乾麺、ビールのつまみ、
瓜科の野菜類を提案。
香辛料も、発汗によって
体温を下げる効果がある。
体は本能的にそれを期待するので、
キムチ等もおすすめ。
九州南部から関東甲信地方では今週末、
梅雨入り前最後の週末となる可能性。
アウトドア用品は一旦売場強化を緩め、
雨対策アイテムにシフトしよう。
【6月2週(6/5~6/11)の天候予測とMDポイント】
九州~関東甲信梅雨入り
南西諸島では引き続き曇りや雨となるが、
北海道では晴れ間が多くなる。
少なくとも九州南部から
関東甲信地方までは
梅雨入り発表の見通し。
気温は全国的に平年並みかやや高め。
前週後半は上空の寒気にともない
北日本を中心として気温が低下した。
今週それは解消されるが
少し流動的ではある。
梅雨に入ると湿度のベースが上がる。
湿度が高くなると
汗が蒸発しにくくなるため、
体温を下げるために
一層汗をかくようになる。
副次的効果としては、
以下の2つの需要が大きく拡大する。
1つは飲料需要。
汗をかくために大量の水分を欲しがる。
同時に高湿度による
イライラじめじめ感を解消するために
のごごしのすっきりしたものを好む。
両方を満たすアイテムは
ビール類や炭酸水、ジンジャーエールなど。
一般的な炭酸飲料は
甘味の強いものが多いため、
反応はやや鈍い。
もう1つの需要は汗拭きシート。
汗を拭いた後の
爽快感が得られるものがポイント。
<By 常盤勝美>