Jul3週、梅雨前線の挙動不透明・4週、引き続き、全国的に気温高め
【7月3週（7/10～7/16）の天候予測とMDポイント】
梅雨前線の挙動が不透明
梅雨前線がゆっくり日本列島を
南下するタイミングで
各地とも天気が崩れる。
九州～東海地方では週前半、
関東以北では週半ば、
それ以外の日は雲多めながら
晴れ間も見られるまずまずの天気。
梅雨前線の活動が弱まれば
九州南部や東日本で
梅雨明け発表の可能性があるので、
最新の情報に注目を。
気温は全般に高め。
とくに日差しがある日は、
厳しい猛暑となる。
西日本中心に
引き続き防災意識が高いため、
防災グッズ、保存食、飲料水、清掃用品、
衛生用品の陳列を。
報道によると、関東地方の荒川水系では
7月5日から水不足により
10％取水制限が始まっているとのこと。
関東地方では梅雨に入ってから雨が少なく、
また暑さが続き水需要が
非常に多い状態が続いている。
今はそれほど大きな話題となっていないが、
今後急速に水不足が深刻になるおそれがある。
飲料水、バケツなど
在庫を早めに確保いただきたい。
熱中症対策商品と、
スタミナ系食材の販売強化は継続。
【7月4週（7/17～7/23）の天候予測とMDポイント】
引き続き、全国的に気温高め
予報が大変難しく、
不確実性が高いことをお許しいただきたい。
その前提で現時点で
最も可能性の高いシナリオは、
関東甲信以西の太平洋側で夏空が続く。
山陰や近畿北部では
週前半まだ雲の多い天気となる予想だが、
週半ば以降晴れ間が多くなる。
北陸～東北は梅雨前線に近く
すっきりしない天気の日が多い。
北海道でも時折梅雨前線による
雨雲が北の端っこにかかり
すっきりしない天気の日が多くなる。
気温は全国的に高め。厳しい暑さが続く。
梅雨明け発表のタイミングの見極めを。
関東甲信以西の各地では
少なくともこの期間中までに
梅雨明け発表の可能性が高い。
夏休み関連商品の展開を。
本格的に夏祭りが各地で始まる頃。
花火大会など、天気によっては中止、
延期するイベントであれば、
客の入りが大きく変化する。
週末の天気を確認しながら
行楽客の入り込みを予想して
発注量の調整を。
＜By 常盤勝美＞
