Jan2週/週後半は第一級の寒波 Jan3週/一旦、寒さ緩む
【1月2週(1/8~1/14)の天候予測とMDポイント】
週後半は第一級の寒波
週初めに日本海沿岸を低気圧が進んだ後、再び日本付近は冬型の気圧配置が強まる。週末にかけて冬型の気圧配置が続く。
低気圧が日本海から日本の東の海上に抜け、冬型の気圧配置になる。よって太平洋側の各地では天気が回復し、日本海側の各地では雨が雪に変わる。特に週半ばは強い冬型の気圧配置となるため、日本海側中心に風が強く、北陸以北では暴風雪に注意が必要となる。
上空に第一級の寒気が流れ込み、ピークとなる週後半は全国的に非常に厳しい寒さとなる。
週の初めは季節外れの高温となるところもあり、飲料やアイスクリーム、春を感じさせる天ぷらなどが一時的に好まれるかもしれない。週後半は非常に厳しい寒さとなる。
また衣料、家電などでは冬物の在庫圧縮を進めていきたい。食料品部門でも鍋物中心の売場をおすすめする。
【1月3週(1/15~1/21)の天候予測とMDポイント】
一旦、寒さ緩む
期間の半ばは、低気圧が日本海を進み、日本列島には南からの暖かい空気が入る。しかし週末はまた、冬型の気圧配置に戻る。
冬型の気圧配置が崩れ、週初めは全般に比較的穏やかな天候となりそう。日本海側でもつかの間の晴れ間が見られる可能性がある。
週半ばは気圧の谷の通過により、全国的に天気が崩れる。今のところ低気圧のコースは日本海側の通過となり、全般に生暖かい雨となる予想。もし低気圧のコースが南側にずれれば、状況は大きく変わり、全国的に冷たい雨か雪となるので注意が必要だ。
週末はまた冬型の天気分布となる。上空には寒気が流れ込み、気温は平年並みに戻る方向だ。
一旦寒さが緩むため、衣料品などは少し早いが春物のショーイングを始めたい。まだ季節の進みにつれて気温がわずかに下がる時期だが、気温の底はもう目の前である。
食料品部門では鍋物から少し提案を変えて、中華の汁物メニューの提案をおすすめする。
<By 常盤勝美>