Jan4週/関東大雪の後、大寒波襲来 Jan5週Feb1週/鍋底型の寒気居座る
【1月4週(1/22~1/28)の天候予測とMDポイント】
関東大雪の後、大寒波襲来
22日(月)に日本の南を低気圧が通過する。
その後冬型の気圧配置となり、上空には数年に1度レベルの非常に強い寒気が流れ込むだろう。
22日(月)は関東~東北の太平洋側を中心に大雪になる。その後は冬型の気圧配置が続き、日本海側で広くふぶきが続く。なお今回の寒気は非常に強いため、太平洋側の広い範囲でもにわか雪が舞う。積もるところもありそうだ。
気温は週を通して低めに推移する。特に24日(水)~26日(金)にかけては各地で猛烈な寒さとなる。
この先しばらく非常に厳しい寒さが続くだろう。まずは寒さ対策のカイロの欠品に注意したい。
また、低温が長引くことで体調を崩し、風邪やインフルエンザの流行規模が一層拡大するおそれがある。マスク、風邪薬、咳止めなどの展開を強化する。
食料品では鍋物食材が主体となる。相変わらず葉物野菜や大根の価格が高いので、きのこや肉を使った鍋物料理の提案がおすすめ。
衣料品部門では、冬物の積極的なクリアランスを進めたい。とくにインナーはビッグセールスを目指すと良いだろう。
【1月5週/2月1週(1/29~2/4)の天候予測とMDポイント】
鍋底型の寒気居座る
期間のはじめは、日本の南を弱い低気圧が通過する。その後はまた強い冬型の気圧配置が続くであろう。
週前半の天気の崩れは、現段階での予想では比較的小規模で済みそう。その後はまたしばらく冬型の天気パターンとなる。
日本海側では雪、太平洋側では乾燥した晴天が続く。
鍋底型の強い寒気が居座るため、この期間も気温はほぼ全国的に低め。厳しい寒さが続くだろう。
引き続き非常に厳し寒さで、鍋物食材をはじめホットメニューの需要が好調な状態が続く。
31日(水)は月食が起こる。観察には、温かい恰好や、ホット飲料持参をおすすめしたい。
立春が過ぎれば気温トレンドも上向きになる。これからの時期は、前日に比べて気温が上がり穏やかさを感じた日を狙って、春物商品の展開を強化していきたい。
<By 常盤勝美>