Feb5週Mar1週/嵐とともに本格的な春到来 Mar2週/気温高めの日が多い予想だが
【2月5週/3月1週(2/26~3/4)の天候予測とMDポイント】
嵐とともに本格的な春到来
28日(水)~1日(木)にかけて日本海を低気圧が急速に発達しながら通過する。北日本ではその後、冬型の気圧配置となるが一時的である。
週末にはまた西から低気圧が近づいてくる。
天気図上での低気圧、高気圧の動きは速くなる。
全国的にすっきり晴れる日は少ない。
とくに28日(水)午後から1日(木)は、日本海側を中心に、全国的に雨風が強まり荒れた天気になる。春の嵐となりそう。交通機関の乱れにもつながるレベルだ。
その後、北日本の日本海側では雪の降り方が一時強まるが、それ以外の地方は一旦天気が回復する。
ただ晴天は続かず、週末にはまた西から雨が降り出すだろう。
気温は、週の初めに平年並みとなりそうだ。日本海低気圧の影響で、週半ばはかなり高いところもある。その後北日本は一旦寒気の影響で、やや低めとなるが、今後しばらくは寒気があまり南の方まで下りて来ない予想となっているため、平年並みか高めのところが多そうである。低温傾向が一気に解消しそうだ。
売場でも春爛漫の演出をしたい。前回2月14日に春一番が吹かなかった地域も、1日(木)は春一番となる可能性が極めて高い。飲料系や苦味食材、キャベツ類、サラダ用ドレッシング、パスタソース、パン類を積極的に提案したい。
【3月2週(3/5~3/11)の天候予測とMDポイント】
気温高めの日が多い予想だが
短い周期で日本付近を低気圧、高気圧が通過するパターンが続く。この期間は日本のすぐ南を低気圧が通過しやすい。
相変わらず全国的に短い周期で天気が変化する。上空の偏西風の流れは、南からの暖かい空気が入りやすい方向だ。この期間、低気圧は日本のすぐ南を通るコースが予想されているため、状況が少し複雑になる。
晴れ間が多ければ気温高めだが、低気圧や前線の影響ですっきりしない天気の日が多い。その場合は気温が上がりにくくなるため平年並みにおさまる可能性もある。
引き続き春の風物詩的な苦味食材をはじめとして、揚げ物やサンドイッチなどが売れ筋の中心となる。
3月は気温上下の波が大きく、体調を崩しやすいのでサプリ等の健康訴求が有効だろう。ビタミン類をなるべく多くとることが、この時期の健康増進におけるポイントとなる。
<By 常盤勝美>