Jan3週/西日本では高温続く Jan4週/この時期らしい天気変化
●1月3週(1/14~1/20)の天候予測とMDポイント
西日本では高温続く
15日(火)に北日本を低気圧が発達しながら進む。それ以外の日は冬型の気圧配置となるが、20日(日)は一時的に日本付近へ前線がのびてくるであろう。
15日(火)~17日(木)頃にかけて、北日本中心に荒れた天気となる。低気圧が通過した後は北日本の日本海側で暴風雪に注意が必要だ。それ以外は冬型の天気分布となる。ただ20日(日)だけは東日本~西日本でも、全般にすっきりしない天気となる。
気温は北日本で平年並み。週前半高めで週後半低めだ。東日本・西日本でやや高めの日が多い。
北日本では16日(水)~17日(木)にかけて、荒天による物流の混乱に注意してほしい。それ以外の地方は日々の天気・気温の変化が小さく、食ニーズの偏りが起こりにくい。売場づくりも鍋物食材ばかりでなく幅広いメニュー提案で、飽きの防止を心がけたい。
●1月4週(1/21~1/27)の天候予測とMDポイント
この時期らしい天気変化
西高東低の冬型の気圧配置となる日が多い。週後半に強めの寒気が南下となるか。
冬型の天気分布となる。日本海側では雪が降りやすく、太平洋側では乾燥した晴天が続く。
気温は初め西日本中心にやや高めだが、週後半は上空に強めの寒気が流れ込む影響で、全般にやや低めだ。週のトータルでは北日本と東日本で平年並み、西日本ではやや高めといった感じである。
1年の中で最も気温の低い時期だ。体は寒さに耐えるためのメカニズムが完成しているため、これからの時期はむしろ春夏に向かい、暑さに慣れるための機能を発動させるようになる。つまり、春向きのメニューの関心が徐々に高まっていく。前日に比べて気温が3℃以上高くなれば生野菜サラダやパスタソースなどをおすすめしたい。
<By 常盤勝美>