Jan4週/週後半、寒気が西周りに入る Jan5週･Feb1週/いったん寒気は緩む方向か
2019年01月22日(火曜日)
●1月4週（1/21～1/27）の天候予測とMDポイント
週後半、寒気が西周りに入る
冬型の気圧配置が続く。とくに週後半からは強い寒気が西回りに入る。
冬型の天気分布が続く。日本海側では山陰地方までしぐれる。ただし週前半は上空寒気がそれほど強くないため、北陸西部～山陰では雨が主体となる。
週後半は九州北部でも雪がちらつく。気温は初めやや高めで、後半は西日本中心に平年並みかやや低めとなる。
マスコミ報道のとおり、インフルエンザが全国で猛威を奮っている。とくに東日本の太平洋側ではまとまった雨がなく、空気が非常に乾燥した状態が続き、インフルエンザ罹患者が増えている。マスク、のど飴、風邪薬、手洗い石鹸など、引き続き在庫を確保したい。
週後半、北日本と西日本中心に厳しい寒さとなるため、鍋物食材中心の売場づくりにするとよい。
●1月5週/2月1週（1/28～2/3）の天候予測とMDポイント
いったん寒気は緩む方向か
西高東低の冬型の気圧配置が続く。週後半は日本付近を低気圧が通過する可能性がある。上空寒気のピークは越える。
引き続き冬型の天気分布となる日が多いが、週後半は日本付近を低気圧が通過する影響で、太平洋側でも天気が崩れるところがありそうだ。コースがまだ判然としないため、雨か雪の判断はつかないが、時期的には雪でもおかしくない。
気温は初め平年より低めとなる。週後半は寒暖差が多少大きくなる。
寒さ対策の商品在庫は、徐々に圧縮に向けて仕入れ量を減らしていく時期である。
低気圧のコース次第だが、関東など東日本の太平洋側では、週後半～週末のどこかで、少しまとまった雪となる可能性がある。ホット飲料、すき焼き用肉類などのホット商材を準備したい。
＜By 常盤勝美＞
