Apr1週/花冷え続く Apr2週/気温平年並みに戻る
●4月1週(4/1~4/7)の天候予測とMDポイント
花冷え続く
3日程度の間隔で北日本を低気圧が通過する。具体的には5日(金)頃と8日(月)頃だ。それ以外の日は高気圧に覆われるか、北日本を中心とした弱い冬型の気圧配置になる。
週前半は上空に強い寒気が残るが、週末にかけて寒気は徐々に日本の東に抜ける。
北陸以北の日本海側では雨や雪の天気となる日が多いが、北海道では晴れ間の見られる日もある。それ以外の各地は晴れる日が多い。週半ばは南西諸島で一時、前線の影響を受けてすっきりしない天気となる。
気温は週半ばにかけて低めの日が多い。花冷えが続く。週末は徐々に平年並みに戻る方向だ。
前週末はにわか雨や寒気の影響で、お花見需要の伸びがイマイチのところもあった。だが幸いにも、今週末まで桜の花がもちそうなところが多く、引き続き高い花見関連需要に期待ができそうだ。気温も平年並みかやや高めである。
バーベキュー用の肉、オードブル、ビール、乾き物などの需要集中に注意をしたい。また朝晩と日中の気温差が大きく、体調を崩しやすいので、野菜類やサプリメントやドリンク剤などで健康増進をアピールすると良いだろう。
●4月2週(4/8~4/14)の天候予測とMDポイント
気温平年並みに戻る
ほぼ例年どおりの天気図パターンに戻る。日本付近を低気圧高気圧が周期的に通過する。低気圧が日本付近を通過する際は、急速に発達する可能性がある。
全般に天気は周期的に変化する。北日本の日本海側で雪が降りやすい状況はほぼ解消される。
気温は、週のトータルでみれば平年並みとなる。季節外れの陽気は考えにくい。
早ければ今年に入って初めて、気温が25℃を超える初夏日が出現する可能性がある時期である。
夏物の牛乳や絹豆腐、もずく・めかぶ類の需要が集中することがあるため、欠品に注意が必要だ。
ゴールデンウィークの10連休を半月後に控えているため、アウトドア関連用品、キャンプ用品、UVケア、虫よけ・殺虫剤の陳列も一層強化したい。
<By 常盤勝美>