Jan1週/冬型弱いが寒気は強い 2週/8日(水)頃天気崩れる
●1月1週(12/30~1/5)の天候予測とMDポイント
冬型弱いが寒気は強い
日本海側の地方では、東北以北では雪、北陸では雪や雨が続く。また山陰でも時折雨か雪が降る。太平洋側の地方ではおおむね晴天。南西諸島でもこの時期にしては珍しくおおむね晴天が続く。
気温は大晦日、西日本の日本海側を除いて全般に高め。その後は北日本で低めだが、それ以外の地方ではおおむね平年並み。ただ、朝晩はそれほど厳しい寒さにはならない。
正月は、全国的に前日(大晦日)からの気温落差もあり、厳しい寒さを感じる。また日本海側の地方では北陸まで雪の降りやすい状況が予想されるため、初詣の人出には少しマイナス要因か。
太平洋側の各地では晴れ間が多く、気温はおおむね平年並みなので例年どおりの人出が期待できる。
●1月2週(1/6~1/12)の天候予測とMDポイント
8日(水)頃天気崩れる
8日(水)の低気圧は日本列島の真上あるいは日本海沿岸部を通過する可能性が高く、東北以南では基本的に雨。現時点では雪になる可能性は低い。それ以外は北日本の日本海側では雪が降りやすいが、降り方はそれほど強くない。太平洋側では晴れやすい天気が続く。
気温は全般に平年より高め。特に強い寒気襲来の兆しはなく、この時期としては穏やかな陽気の日が多い。
例年この時期は冬型の気圧配置が続くことが多いため、予報が簡単なのだが、今年は冬型が長続きしない予報で、天気、気温ともに予報がやや難しい。ただ例年に比べて気温上下の波があるため、可能な範囲で売場を多少変えていきたい。
鍋物中心の売場ではありつつも、食卓での鍋物登場頻度はそれほど多くないことが予想され、中華惣菜や、朝晩はパンの比率が高まりやすい気象条件と考えられる。
<By 常盤勝美>