Jan3週/17日、南岸低気圧がやや発達 4週/冬型の気圧配置になりやすい
●1月3週(1/13~1/19)の天候予測とMDポイント
17日(金)に南岸低気圧がやや発達
17日(金)は東北以南の太平洋側を中心に天気が崩れる。東北および関東北部甲信地方の内陸部は雪の可能性が高いが、降水量はそれほど多くならない。関東南部平野部では少し降水量が多くなる可能性がある。
今のところ、雪ではなく雨の可能性が高いが、念のため今後の情報に注意してほしい。
また、一般のお客さまは雪に対する準備を行うため、精肉類、ホット飲料類、長靴、スコップ、融雪剤などの販売数の伸びが期待される。場合によっては周辺地域の店舗や工場からこれらの在庫を融通できるよう、手配をしておこう。
それ以外の日は冬の天気分布だが、日本海側での雪の降り方は弱く、また太平洋側では雲の出やすい天気の日がある。
気温は平年より高め。目立って強い寒気の流れ込みはなく、特に朝晩の冷え込みが弱い状態が続く。
大学入試センター試験初日の18日(土)は、甲信地方を中心に、雪による交通機関の乱れに注意。日本海側での雪の少ない状態は続く。
●1月4週(1/20~1/26)の天候予測とMDポイント
冬型の気圧配置になりやすい
日本海側では雪や雨、太平洋側では晴れる日が多い。先週に比べれば日本海側での雪の量は多くなるが、それでも大雪・ドカ雪レベルではない。
気温は平年並みかやや高め。少しだけ朝晩の冷え込み強まる。
20日(月)は二十四節気の大寒。大寒から2月4日の立春までの期間が、1年の中で最も寒い時期。ただ今年はこの期間(特に翌週)、気温が高めとなる公算が大きく、冬物商売には強い向かい風となると考えられる。
1月24日(金)に発表される2~4月の3か月予報の内容で改めて方針検討をしていただきたい。ただし現時点では冬物の見切りを全般に早め、早々に春物にシフトしたほうが良いと言わざるを得ない。特に衣料品や日用品などは少しでも寒さを感じる陽気の日に
積極的な在庫圧縮を進めたい。
<By 常盤勝美>