Feb4週/週後半はちょっとした寒の戻り Mar1週/また気温平年より大幅に高めへ
●2月4週（2/24～3/1）の天候予測とMDポイント
週後半はちょっとした寒の戻り
北日本は弱い冬型の気圧配置となる日が多い。東日本～西日本は周期的に低気圧が通過する。期間は25日(火)～26日(水)と29日(土)頃だ。週後半は上空にちょっとした寒気が流れ込んでくる。
北日本では冬型の天気分布となり、日本海側では雪や雨の日が多くなる。東日本～西日本は週前半と29日(土)頃に天気が崩れる。29日(土)の天気の崩れは上空の寒気や低気圧のコースなどの条件が重なって、甲信地方の内陸部で雪の可能性があり、関東でも冷たい雨となる。
気温は週前半に平年より高めで、週後半～週末はおおむね平年並みとなる。
今週で2月が終わるが、今シーズンの寒さは週後半の寒気が実質最後になる可能性がある。鍋つゆなど冬物メニューなどはその後、在庫レベルを一段減らす方向性がおすすめだ。
いよいよ、気象条件によってはスギ花粉飛散規模が最大レベルになる時期に突入する。コロナウィルスの関係もあり、免疫力を高める食材やメニューを積極的に提案したい。
甲信地方内陸部(軽井沢、河口湖など)では29日(土)に雪の可能性がある。極端にまとまった雪になる可能性は低いが、除雪作業にかかる商品の在庫を念のため確認しておきたい。
●3月1週（3/2～3/8）の天候予測とMDポイント
また気温平年より大幅に高めへ
天気図パターンは例年どおりの周期変化となる。ただ週半ば以降、上空にはまた南からの暖かい空気が入る。
北日本の日本海側ではすっきりしない天気の日が多いが、週後半は雪ではなく雨の日の割合が多くなる。それ以外は天気が周期的に変化する。
気温は週半ば以降に、また高めとなる。週末は大幅に高めとなる可能性がある。
週後半に向けて気温はまた上昇傾向である。季節外れの暑いくらいの陽気となる日もありそうだ。
3～5月は朝晩と日中の気温差が大きくなりやすく、体温調整に苦労して体調を崩しやすい。健康訴求、こまめな水分補給へのおすすめなどを売場で展開したい。
3月3日（火）のひなまつりは、ちらし寿司に好適な温度条件となりそうだ。
＜By 常盤勝美＞
