Aug2週/今夏の暑さのピークか Aug3週/北日本で幾分気温水準が落ち着く
●8月2週(8/10~8/16)の天候予測とMDポイント
今夏の暑さのピークか
北海道では短い周期で低気圧が通過するため、曇りや雨のぐずついた天気の日が多い。時折台風起源の湿った空気を持つ雨雲が通過するため荒れた天気となる日もあるので注意が必要だ。
それ以外は基本的に太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多いが、週の半ばは本州内陸部付近で大気の状態が非常に不安定となるため、広範囲で雷雨のおそれがある。
また、日本周辺では小さな台風が立て続けに発生する。週前半は東シナ海を台風が立て続けに北上する影響で九州地方で多少変わりやすい天気となる。
気温は平年より高めで、非常に厳しい残暑となる日が多い。ひょっとすると今夏の気温のピークとなる可能性がある。
気象に関することで言えば、熱中症に最大の警戒をして欲しい。熱中症対策商品、スタミナ食材の売り込みを引き続きしていきたい。
週半ば、本州の内陸部を中心に激しい雷雨のおそれがある。レーダー画像でこまめに雨雲のチェックを行い、雨が16時以降に予想される場合は、夕方以降の客足への影響が出る可能性があるため、早いうちから値引きの検討をしたほうが良いだろう。
●8月3週(8/17~8/23)の天候予測とMDポイント
北日本で幾分気温水準が落ち着く
状況に大きな変化はなく、基本的に東日本~西日本は太平洋高気圧に覆われる。北日本は周期的に低気圧、前線が通過し変わり易い天気となるが、それ以外は引き続き晴れる日が多い。
台風に関しては予測が困難のため、常に最新の情報で進路予測を確認しよう。
気温は平年より高めだが、前週に比べると気温水準は少しだけ下がる見込みだ。
北日本中心に前週に比べると暑さ水準が少しだけおさまる。
本来なら秋の味覚提案を徐々に開始したい時期だが、今年はまだ夏本番の暑さが始まって半月程度のところが多く、まだ暑さ対策のほうが関心が高そうだ。
日本周辺海域がにわかに台風で賑やかになってきた。台風接近に備えた防災グッズも、準備だけはしておき、もし台風接近が予想される場合は急ぎ売場を拡大するなど、臨機応変に対応したい。
<By 常盤勝美>