Jan5週/前半穏やか、後半寒気 Feb1週/気温やや高めが続く予想
●1月5週(1/25~1/31)の天候予測とMDポイント
前半穏やか、後半は中規模の寒気
<概況>
週初めは全国的に高気圧に覆われるが、26日(火)~28日(木)にかけて日本付近を気圧の谷が通過する。
その後、北日本を中心とした強い冬型の気圧配置となり、上空にはこの時期としてはやや強めの寒気が南下する。
<天候解説>
週初めは全国的に晴れるが、早くも西から天気下り坂。西日本では26日(火)~27日(水)、東日本から北日本では27日(水)~28日(木)に天気が崩れる。
29日(金)以降は冬型の天気分布。太平洋側では乾燥した晴天となるが、日本海側は雪でまとまった雪となるところもある。
気温は週前半高め。かなり穏やかな陽気。週末は寒気の影響で平年並みかやや低め。週のトータルでは平年並みか高めの所が多い。
<ウェザーMDのポイント>
特に週前半は広い範囲で穏やかな陽気となり、春間近を予感させる。春物商品への興味関心がわく状況。アイスや飲料を積極的におすすめしたい。
なお、敏感な人は、週前半の穏やかな陽気に合わせて、花粉が気になり始めるかもしれない。この暖かさをきっかけに花粉症対策の売場を大きく展開するのも良いだろう。
●2月1週(2/1~2/7)の天候予測とMDポイント
気温やや高めが続く予想
<概況>
前週に続いて、週に1回程度の頻度で日本付近を低気圧が通過する。それ以外は北日本を中心とした冬型の気圧配置。
<天候解説>
北日本の日本海側では雪や雨のぐずついた天気の日が多いが、それ以外の地方は週に1回、どこかで天気が崩れる。それ以外は晴れ間の見られる日が多い。
現時点ではこの期間、特に強い寒気が南下する兆しはなく、気温は平年並みか高め。ただ前週前半ほどの高温水準にはならない。
<ウェザーMDのポイント>
節分を過ぎ、これからは季節の進みに合わせて気温が上昇する時期。気温が前日より上がる日(特に3℃以上)に着目して、春夏物売場のアピールを強化したい。
生鮮であればキャベツや山菜類、焼肉用の肉など。グロサリーなら中華惣菜の素やドレッシング類、乾麺。日配なら豆腐、牛乳などを強化しよう。
<By 常盤勝美>