Dec3週/週半ば高温、週末は一時的な強い冬型 Dec4週/ちょっとしたクリスマス寒波か
●12月3週(12/13~12/19)の天候予測とMDポイント
週半ば高温、週末は一時的な強い冬型
<概況>
16日(木)~17日(金)にかけて、日本海を小さな低気圧が通過する。その後日本付近は一時的に強い冬型の気圧配置となる。また14日(火)は関東のすぐ東海上に低気圧が発生する。
それ以外は、北日本中心に弱い冬型の気圧配置が続く。
<天候解説>
北日本の日本海側では雪や雨が降りやすく、13日(月)は風も強まる影響で荒れた天気となるところがある。
16日(木)~17日(金)の天気の崩れは、中規模程度。特に大雨、大雪になる感じではない。
17日から週末は全国的に冬型の気圧配置が強まり、北陸以北の日本海側ではややまとまった雪や雨に注意。ただし一過性の現象となる。
気温は、上下の波が大きい。週前半は一過性だが強い寒気の影響で低め。週半ば~後半は日本海の低気圧に向けて南風が入るため高め。週末はまた冬型が強まり、低め。陽気の寒暖差が激しい1週間となるので、体調管理に注意を。
<ウェザーMDのポイント>
可能な範囲で陽気の寒暖差に対応して、こまめに売場変更することはおすすめする。寒い陽気の日は当然ながら鍋物やシチューなどを前提に、穏やかな陽気の日は揚物や中華、刺身類などを前提にメニューを組み立てたい。
来週のちょっとしたクリスマス寒波に向けて、東日本~西日本の平野部でも雪に対する備えを進めておきたい。
●12月4週(12/20~12/26)の天候予測とMDポイント
ちょっとしたクリスマス寒波か
<概況>
弱い冬型の気圧配置が続く。上空には強めの寒気が断続的に流れ込む。それほど規模は大きくないが、クリスマス寒波の様相。
<天候解説>
冬型自体は弱いものなので、特に荒れた天気となる感じではないが、上空の寒気が強いため、日本海側の各地ではまとまった雪に注意。太平洋側ではおおむね乾燥した晴天だが、寒気の規模によっては西日本の平野部でも雪の舞う日があるかも。
気温は全般に平年並みか低め。
<ウェザーMDのポイント>
前週の寒暖差の激しい気温変化や、この週のクリスマス寒波による強い冷え込みによって、体調を崩す人が増える懸念がある。健康訴求を強化したい。もちろん、従業員の方々の健康管理もとても大事だ。
クリスマスのメニュー想定は、寒さに対応したビーフシチューやすき焼きあたりが定番か。携帯カイロ、湯たんぽなどの積極展開も忘れずに。
<By 常盤勝美>