Jan3週/冬型の気圧配置は緩む方向 Jan4週/週末以降、また寒波襲来か
●1月3週(1/10~1/16)の天候予測とMDポイント
冬型の気圧配置は緩む方向
<概況>
11日(火)に日本付近を気圧の谷が通過する。その後は強い冬型の気圧配置となるが、週末にかけて徐々に冬型は緩む方向。
<天候解説>
11日(火)は全国的に天気が崩れる。風邪も強まり、荒れた天気となるところも。その後は強い冬型となる。
日本海側の地方では雪の降り方が強まる。ただし上空の寒気はやや強い程度。車の立ち往生が多発するほどのドカ雪は考えにくい。太平洋側では晴天が戻り、週末にかけておおむね晴天が続く。
気温ははじめ平年並みかやや高めの日もあるが、週半ば以降は平年並か西日本中心にやや低め。
<ウェザーMDのポイント>
週前半から週後半に向けて、厳しい寒さは幾分緩む方向。週後半は鍋物の比率が少しだけ下がる可能性がある。対応として、受験対策関連も含め、カツなど揚げ物の比率を高めたい。
週末は大学共通テストが実施される。幸い、大部分の地域で荒れた天候は予想されていないが、16(日)は状況によっては、関東以西でも少し天気が崩れる可能性がある。15日(土)よりは16日(日)のほうの天気を注目いただきたい。
●1月4週(1/17~1/23)の天候予測とMDポイント
週末以降、また寒波襲来か
<概況>
週前半は、北日本で弱い冬型の気圧配置。東日本~西日本方面は高気圧に覆われる。週後半~週末のどこかで日本付近を気圧の谷が通過し、その背後からまた寒波が襲来する可能性がある。
<天候解説>
週の前半は冬型の天気分布。太平洋側ではおおむね晴天、日本海側では雪や雨。ただし降り方はそれほど強くない見通し。
週後半~週末は、北日本中心に天気が崩れた後、また冬型の天気分布となる。今回強めの寒気が流れ込むため、北陸~山陰中心に大雪に注意。
気温ははじめやや高めのところもあるが、週末は低め。寒気が西回りに南下する影響で、西日本で低めとなる確率が高い。
<ウェザーMDのポイント>
週の前半は、それほど代り映えの少ない天候の状態が続く。売れ筋の変化は小さそう。ただし、週半ばまでの比較的穏やかな陽気、週末の厳しい寒さという気温のちょっとした上下の波を利用して、売り込みメニューにも少しメリハリをつけ、売場のマンネリ化を防止したい。
<By 常盤勝美>