Jan5週/冬型続くが、西日本では寒さ一段落 Feb1週/前半、北から強めの寒気が入る
●1月5週(1/24~1/30)の天候予測とMDポイント
冬型続くが、西日本では厳しい寒さ一段落
<概況>
日本付近は冬型の気圧配置が続くが、北海道方面を除いて、特に強いものではない。26日(水)は関東付近で弱い低気圧が発生する。
<天候解説>
山陰以北の日本海側では雪や雨の降りやすい天気の日が多いが、降り方はそれほど強まらない。また九州南部~南西諸島でも週後半は風回りが悪くなり天気ぐずつくようになる。
さらに26日(水)は関東の沿岸部で少し天気が崩れる可能性があるが、それ以外はおおむね晴れる。
気温は西日本で南寄りの風が入るため、平年並みかやや高めの日もあり、厳しい寒さは一段落する。それ以外は平年並み。
<ウェザーMDのポイント>
1年で最も寒い時期だが、花粉の飛散が本格的に始まるのをあと2~3週間後に控え、敏感な人は症状を気にし始める頃。
特に西日本では先週までの厳しい寒さが一段落し、一時的に穏やかでホッとした陽気となるので、免疫力を高める食材、ヨーグルトなど、POPを交えた販促強化には絶好のタイミングと考える。
●2月1週(1/31~2/6)の天候予測とMDポイント
前半、北から少し強めの寒気が入る
<概況>
基本的にはこの時期らしい天気図パターン。冬型の気圧配置が続く。
週のはじめは、関東地方が前線の影響を受ける可能性が少しだけある。
週前半~半ば頃にかけて、北日本上空に強めの寒気が南下する。
<天候解説>
引き続き、寒中のこの時期らしい天気変化。日本海側では雪が降りやすく、太平洋側では晴天。
この期間は北日本の日本海側中心に雪の降り方がやや強まる懸念。また関東では31日(月)~1日(火)にかけて、小規模だが天気が崩れる可能性がある。
気温は北日本~東日本で平年並みかやや低めのところもある。西日本ではおおむね平年並みの見通し。
<ウェザーMDのポイント>
東日本の太平洋側では、1年の中で最も雪の降りやすい時期。場合によっては31日(月)~1日(火)頃、沿岸部中心に雪の舞う可能性がある。精肉以外に、ホット飲料なども売上げの跳ねを期待して積極的に売り込みたい。特に雪の予報が発表された場合はチャンス。
逆に1月6日(木)の関東南部の大雪のように、事前の予報で大雪の可能性をほとんど示唆されていなければ、実際に雪対策を行う消費者もそれほど多くないため、売上げの跳ねは限定的となる可能性がある。実際の天候よりもむしろ気象庁発表の予報の推移に注目いただきたい。
<By 常盤勝美>