Feb1週/冬型、寒気居座る Feb2週/週の前半、南岸低気圧通過か
●2月1週(1/31~2/6)の天候予測とMDポイント
冬型、寒気居座る
<概況>
強めの冬型の気圧配置が続く。上空には寒気が居座る。
天気図の変化が小さい1週間。
<天候解説>
山陰以北の日本海側では雪が降りやすく、積雪の量が多くなるところもある。太平洋側の各地ではおおむね晴天。
また南西諸島では週前半晴れ間の見られる日もあるが、週半ば以降は日差し少ない天気に戻る。
上空にはずっと寒気が居座るため、この期間、気温はほぼ全国的に平年並みか低め。厳しい寒さ。
<ウェザーMDのポイント>
天気、気温変化の小さい1週間。ほぼ全国的に厳しい寒さの日が多く、冬物商品の消費が激しくなりそう。
一方でこの寒さもそろそろ変わり目の兆しが見られる。再来週以降は、気温高めの日も徐々に増えていく予想。冬物季節商品は徐々にバックヤードの在庫を圧縮する方向で積極的に売り込んでいいでしょう。
もし翌週前半、太平洋側で雪の予報が出たら準備を。
●2月2週(2/7~2/13)の天候予測とMDポイント
週の前半、南岸低気圧通過か
<概況>
週の前半(8日(火)~9日(水))頃にかけて、日本の南を低気圧が通過する可能性。その後は冬型の気圧配置となるが、週末には早くも冬型緩む。
<天候解説>
状況はまだ不透明だが、南岸低気圧通過となれば、関東以西の太平洋側でも天気が崩れ、また低気圧のコースや上空寒気に次第では関東などでまとまった雪に発展するおそれもある。念のため今後の情報に注意を。
その後は冬型、週後半は日本海側で雪、太平洋側で晴れやすい天気が戻る。週末冬型が緩めば、日本海側の地方でも晴れ間が期待される。
<ウェザーMDのポイント>
引き続き関東など太平洋側での雪は予報が非常に難しいので、あらゆる可能性を想定したシナリオを念のため準備いただきたい。
その後は週末に向けて徐々に穏やかな天候となり、食ニーズも変化していく見通し。春夏用の中華やパスタ、サラダなどの販促も視野に。
またこの穏やかな天候に合わせて、関東以西の各地では本格的な花粉の飛散が始まる可能性が高く、それに向けた対策も忘れずに。
<By 常盤勝美>