6月4週/気温・湿度高め 6月5週・7月1週/梅雨前線一気に北上し真夏到来?
●6月4週(6/20~6/26)の天候予測とMDポイント
気温、湿度ともに高め
<概況>
太平洋高気圧が順調に勢力を強め、梅雨前線が本州付近に停滞する。梅雨前線の活動は九州方面で活発な日が多いが、それ以外の地方ではまだ不活発。
<天候解説>
太平洋高気圧の勢力圏内に入る沖縄地方では晴れる日が続く。東日本~西日本では、曇や雨の日が多いが、晴れ間の見られる日もある。北日本では週前半は晴れ間の見られる日が多い。
気温は全般に平年並みか高め。日差しが少ない割には気温が高く、日差しが加わった場合は一層気温が上がる。湿度も高く、全般にかなり蒸し暑い。
<ウェザーMDのポイント>
梅雨寒は解消する。一転、気温・湿度ともに高まり、不快指数が上昇する。
すろと、食感・触感の爽快さを求めるようになる。ビール、炭酸水など、甘くない炭酸飲料が好まれやすい。おかずも、煮物や揚げ物よりは、酢の物、生野菜サラダ、めかぶ・もずくなど、サッパリ系が喜ばれる。
6月に入ってから前週まで、暑さ・蒸し暑さを感じる機会はそれほど多くなく、気温は平年並みか、上旬中心に低めの時期もあったが、その頃の気候との変化に対応して、売場もメリハリの効いた変化をつけたい。
●6月5週・7月1週(6/27~7/3)の天候予測とMDポイント
梅雨前線が一気に北上。真夏到来?
<概況>
前週末あたりから太平洋高気圧の勢力が急速に強まる影響で、梅雨前線が一気に北海道付近まで北上する。
<天候解説>
梅雨前線が一気に北上した影響で、東北南部より南の地域では晴れ間の見られる日が多くなる。気温は平年より高め。真夏の厳しい暑さ。
<ウェザーMDのポイント>
真夏の厳しい暑さが続く。梅雨明け発表の有無に関わらず、熱中症対策商品の売り込みを。また、暑さに慣れていない状態での急激な気温上昇によって、早くも夏バテに近いだるさを感じる可能性がある。ビタミン豊富な食材やメニューを積極的に展開してスタミナ補給訴求がおすすめ。
<By 常盤勝美>