12月5週/クリスマス寒波と新春寒波の合間 1月1週/強烈な新春寒波
●12月5週(12/26~1/1)の天候予測とMDポイント
クリスマス寒波と新春寒波の合間
<概況>
冬型の気圧配置が続く。上空には寒気が居座るが、先週のクリスマス寒波および次週に予想される新春寒波の合間で、寒気の規模はそれほど大きくない。
<天候解説>
日本海側では雪や雨、太平洋側では晴天が続く。週末少しだけ強い寒気がやってくるため、日本海側で一時、雪の降り方が強まる。
気温は北海道で引き続き平年より高め。それ以外は平年並みか低めだが、顕著な寒さというほどではない。
<ウェザーMDのポイント>
前週後半からのクリスマス寒波に比べれば幾分穏やかな気候だが、それでも日本海側では週末中心に大雪に注意が必要で、油断できない。
翌週はまたかなり強い寒気の影響で大規模な交通障害が発生するおそれがあるため、翌週分の食材も含めたまとめ買いを訴求したいところ。
大晦日は気温が平年並みかやや低めのところが多く、夕飯はすき焼きメインの食卓が想像できる。
●1月1週(1/2~1/8)の天候予測とMDポイント
強烈な新春寒波
<概況>
冬型の気圧配置が続く。週半ば以降、日本上空に第一級の寒気が流れ込む。強烈な新春寒波が来る。
<天候解説>
基本的には冬型の天気分布。日本海側では雪、太平洋側では乾燥した晴天が続く。ただ、週半ば以降、寒気の吹き出しが非常に強まるため、太平洋側の地方にも雪雲が流れ出し大雪となるおそれがある。
また日本海側では週半ば以降、大規模な災害の発生が懸念されるほどの記録的大雪・ドカ雪に注意。
気温は全般に平年より低め。厳しい寒さ。
<ウェザーMDのポイント>
新春寒波。また日本海側中心に記録的な大雪となるおそれがある。大規模な車の立ち往生発生に最大級の警戒を。
厳しい寒さとなるため、カイロや風邪薬などの消費サイクルがかなり短くなりそう。欠品に気をつけたい。
例年であれば1月に入り、そろそろ鍋物料理に飽きてくる頃だが、まだこの段階では熱々の鍋物料理に対するニーズが高いことが期待される。
<By 常盤勝美>