1月4週/強烈寒波襲来 1月5週・2月1週/冬型緩む
●1月4週(1/23~1/29)の天候予測とMDポイント
強烈寒波襲来
<概況>
23日(月)に日本付近を低気圧が通過した後、強い冬型の気圧配置となり、週末にかけて続く予想。上空には第一級の強い寒気が入る。
<天候解説>
23日(月)は低気圧の通過により、全般にすっきりしない天気。
その後は強い冬型。特に24~25日は日本海側では大雪、太平洋側でも広く降雪が予想される。西日本では平野部でも積もるところがありそう。
週後半は週末は幾分冬型緩むため、日本海側での雪の降り方はやや弱くなり、また太平洋側では乾燥した晴天が戻る。
気温は全般に平年より低め。非常に厳しい冷え込み。日本海側の各地では加えて、強風による体感的な寒さも非常に強い。
<ウェザーMDのポイント>
今季一番の強烈寒波襲来。水道管凍結、物流の遅延、公共交通機関の乱れなど、店舗運営上影響が出ることが懸念される。万全の準備を。
鍋物食材、シチューなどホットメニュー食材の売り込みに加え、雪により外出がままならなくなることを予期した精肉・冷凍調理関係のカテゴリも需要の高まりに注意。
今週が、今冬の寒さの底となる可能性が高い。
●1月5週・2月1週(1/30~2/5)の天候予測とMDポイント
冬型緩む
<概況>
冬型は徐々に緩み、日本付近は高気圧に覆われる。サイクル的には週後半、日本付近を低気圧が通過する番。
<天候解説>
北海道では日本海側中心に雪の降りやすい天気が続くが、それ以外、日本海側の雪は降っても降り方は弱く晴れ間の見られる日もありそう。太平洋側ではおおむね晴れる日が多いが、週後半は天気が崩れる可能性がある。
<ウェザーMDのポイント>
関東など東日本の太平洋側では1年の中で最も雪の降りやすい時期。
2月4日は、二十四節気の立春。一年の中での寒さの峠を越える。これからの時期は、季節の進みにあわせて気温が上昇していく。今後は、コールド商品の動きにも注意を。
<By 常盤勝美>