6月3週/週後半は梅雨の晴れ間 6月4週/再び梅雨前線の活動が活発化
●6月3週(6/12~6/18)の天候予測とMDポイント
週後半は梅雨の晴れ間
<概況>
週前半は日本の南海上を北東進する台風3号の影響もあり、梅雨前線の活動がやや活発となる。一方、週後半は梅雨前線が一時的に活動を弱める。
<天候解説>
週前半は梅雨前線に近い東日本中心に雨が降ったりやんだり。台風3号からの湿った空気の影響で雨脚強まる時間帯もあるが、前回の台風2号のような大雨になることは考えにくい。
週後半から週末にかけては、梅雨前線が南下し、一時的に活動を弱めるため、広い範囲で晴れ間が見られる。
気温は台風3号がもらたす南からの湿った暖かい空気の影響で、平年並みかやや高め。湿度も高く蒸し蒸しした陽気の日が多い。
<ウェザーMDのポイント>
6月中旬のこの時期としては比較的珍しく、週末は広い範囲で晴れ間が期待できる予報となっている。ちょっとしたお出かけ、簡単なバーベキューなどを想定した菓子類やペットボトル飲料、セット食材などを積極的に売り込んでいきたい。
また、梅雨の晴れ間を有効活用した洗濯訴求なども一案。
●6月4週(6/19~6/25)の天候予測とMDポイント
再び梅雨前線の活動が活発化
<概況>
前週末一旦南下した梅雨前線が再び北上し、活動を活発化させる。週後半にかけて日本付近は、低気圧や梅雨前線の影響を受けやすい状態が続く。
<天候解説>
全国的に曇や雨の日が多くなる。まとまった雨となるところもありそう。今後の情報に注目されたい。
気温は引き続き平年並みか高め。ただ、梅雨前線が停滞する位置によっては気温が下方修正される可能性がある。現段階では一時的に梅雨前線が日本海方面まで北上する時期がある見通しのため、南風が入りやすく、高め予想となっている。
<ウェザーMDのポイント>
雨が続く地域が多い見通し。お客様の来店頻度が減り、1回あたりのまとめ買いがより増える傾向が予想される。雨が降っておらず、自転車でも来店できるくらいの天気の日は、臨時のセット・バンドル販売などを積極的に展開するのも良いだろう。
なお、大雨の範囲が西日本だけでなく、東日本や北日本方面にも広がる可能性がある。これらの地域でも防災用品の展開強化を始める時期。
<By 常盤勝美>