10月3週/気温上下の波が大きい1週間 10月4週/今度は気温急上昇
●10月3週(10/16~10/22)の天候予測とMDポイント
気温上下の波が大きい1週間
<概況>
20日(金)~21日(土)は日本の北を低気圧が進み、日本列島を寒冷前線が通過する。それ以外は基本的に移動性高気圧に覆われる。
<天候解説>
寒冷前線の通過する20日(金)~21日(土)は北日本や日本海側の各地で天気が崩れる。短時間の強雨や突風などシビアな気象
現象の注意。それ以外はおおむね晴れる。
気温は週後半にかけて高め。日本付近に暖気が入る影響。寒冷前線通過後は、上空に強めの寒気が南下するため一気に低め。週末は冷え、北海道や本州の標高の高い地域では雪となるところがあってもおかしくなレベル。
<ウェザーMDのポイント>
週内での陽気の寒暖差が激しい。週後半にかけては汗ばむ陽気の日もあり、鍋物商材の動きは鈍そう。ステーキ、洋食など、汁物以外でのボリュームメニューの提案がおすすめ。
週末は各地で冷え込み強まり、熱々メニューへの関心が一気に高まる。鍋物日和となりそう。
●10月4週(10/23~10/29)の天候予測とMDポイント
今度は気温急上昇
<概況>
週の初めは北日本中心に冬型の気圧配置。週半ばは日本の北を低気圧が進む見通し。それ以外は移動性高気圧に覆われる。
<天候解説>
週初めは北日本の日本海側でしぐれが残る可能性があるが、週前半はほぼ全国的に晴れ間が多い。週半ば頃、日本の北を低気圧が進む影響で全般に天気が崩れる可能性。週末はまた晴れ間が多くなる。
気温ははじめ低めだが一過性の冷え込みとなる。週半ば頃は南寄りの風が強まる影響で全般に気温が大きく上昇する。週末にかけても平年並みかやや高め。
<ウェザーMDのポイント>
前週とは気温の動きが反対だが、当週も気温上下の波が大きい。週前半は冷え込みが強く、後半は気温高めで穏やかな陽気となる予想。時期的にそろそろ木枯らし1号が吹いてもおかしくない頃だが、現時点ではまだその可能性は低く、鍋物やシチューなどは反応が鈍くなりそう。
なお、空気の乾燥は進むため、ハンドクリーム、リップクリームや、風邪薬・うがい薬、のど飴、入浴剤などは引き続き強めの売り込みを。
<By 常盤勝美>