11月5週・12月1週/週後半また冬型気圧配置 12月2週/北日本は気温上振れの可能性
●11月5週・12月1週(11/27~12/3)の天候予測とMDポイント
週後半、また冬型の気圧配置
<概況>
28日(火)、日本海を低気圧が進む。その後は冬型の気圧配置。週末にかけて持続する。
<天候解説>
28日(火)は日本海低気圧の影響で全般に変わりやすい天気となる。北日本でも平野部では雨が主体で、一時的に雨脚が強まる。
その後は冬型の天気分布。日本海側では雪や雨、太平洋側では乾燥した晴天で、北海道ではまた吹雪に注意。ただ週末は徐々に雪や雨の降り方が弱まる。
気温は週初め高め。ポカポカ陽気。週半ば以降はまた低め。今週も気温上下の波が大きい。
<ウェザーMDのポイント>
気温上下の波が非常に大きく、体調を崩しやすい気象条件が続いている。風邪対策の風邪薬やうがい薬、マスクや、免疫力を高める食材、ビタミンを豊富に含む食品などを積極的に展開し、健康増進訴求を強化したい。
今週末、北陸以北の日本海側では雪や雨で大掃除には不向きな天気、一方、太平洋側の各地ではおおむね晴天となるため、大掃除には好適な天気となりそう。冷え込み厳しいのが難点だが。
●12月2週(12/4~12/10)の天候予測とMDポイント
北日本は気温上振れの可能性
<概況>
ここ最近、週前半~半ば頃、日本付近を気圧の谷が通過するサイクルが続いており、この週もそのサイクルを踏襲する。その後は冬型の気圧配置となる。
<天候解説>
週前半は全般に晴または曇の天気。週半ば全国的に天気が崩れた後、週後半はまた冬型の天気分布となる見込み。
気温は、気象庁の1か月予報では全般に平年並みか低めとなっているが、北日本では寒気の影響が弱く、平年並みか高めの可能性もある。
それ以外も平年並みか多少低い程度。シベリア方面の寒気は順調に成長しているものの、どの範囲まで南下して影響を及ぼすか、
現段階では不透明。
<ウェザーMDのポイント>
忘年会やパーティー、送別会など、人が集まって食事をする機会が増える。冷え込み厳しい場合は、鍋物料理主体の提案を、冷え込み弱く穏やかな場合は、焼肉や寿司なども併用するなど陽気に対応しておすすめする内容を調整したい。
また鍋物料理も、定番系の鍋つゆは多少飽きが出てくる時期でもあり、さまざまなバリエーションの鍋つゆを提案して、お客をワクワクさせる売場を演出したい。
<By 常盤勝美>