12月3週/高温→週末気温急降下 12月4週/冬型の気圧配置
●12月3週(12/11~12/17)の天候予測とMDポイント
高温→週末気温急降下
<概況>
12日(火)と15日(金)頃日本海沿岸部付近を低気圧が進む。週末は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下してくる。
<天候解説>
12日(火)と15日(金)はほぼ全国的に天気が崩れる。それ以外、太平洋側の地方では晴れる日が多いが、週末は冬型が強まる影響で、日本海側を中心に雪や雨となる。寒気が強いため、西日本の平野部でも一部、雪が舞う見通しだ。
気温は週後半にかけて平年より高め。季節外れの穏やかな陽気となる。週末は一気に気温が急降下し、冷え込み強まる。
<ウェザーMDのポイント>
今週も気温上下の波が非常に大きく、食の好みも変化しやすいと考えられる。週前半~週後半にかけては、気温が高めの日が多く、鍋物食材の動きは不規則が予想される。一方、週末以降は急激な冷え込みに合わせてホットメニューの需要が高まる見込み。
週後半は鍋物やシチューなどの商材を強化を。
14日頃は三大流星群「ふたご座流星群」の出現がピークを迎える。毎年、比較的安定して流数が多く、また冬場晴れれば空気が澄んで星が見やすいため、三大流星群の中でも最もポピュラーなことで知られている。今年の12月14日は全般に雲が多く、晴れるのは東日本の太平洋側の一部と予想されるため、やや盛り上がりに欠ける可能性が高い。
●12月4週(12/18~12/24)の天候予測とMDポイント
冬型の気圧配置、少し早めのクリスマス寒波の様相
<概況>
強弱を繰り返しながら、冬型の気圧配置が続く見込みである。
<天候解説>
日本海側の地方では雪や雨。北陸以北の地方では積雪量が多くなるおそれ。太平洋側の地方では乾燥した晴天の日が多いが、西日本の平野部の一部では雪の舞う日がある。
気温は平年より低めで、厳しい寒さちなる。少し早めのクリスマス寒波の様相。
<ウェザーMDのポイント>
少し早めのクリスマス寒波が襲来するかもしれない。ホットメニューの動きが全般に良さそう。クリスマスの食事に関しては「クリーミー」や「甘い味付け」を意識すると良い。
なお、強烈寒波の襲来で、北陸以北の日本海側の地方を中心に、短時間のドカ雪に見舞われる可能性がある。大規模な車の立ち往生が発生し、遅配等が発生するおそれがあるため、物流の状況も困間に把握しておきたい。
<By 常盤勝美>