1月2週/週半ば以降、再び強い寒気が南下 1月3週/北日本方面は寒さ緩む
●1月2週(1/6~1/12)の天候予測とMDポイント
週半ば以降、再び強い寒気が南下
<概況>
6日(月)に日本のすぐ南を低気圧が進んだ後、また冬型の気圧配置に。特に週後半は強い冬型の気圧配置が続く。
<天候解説>
6日(月)は全国的に天気が崩れる。その後はまた冬型の天気分布となり、日本海側では広く雪や雨、太平洋側では乾燥した晴天となる。
特に週後半は上空に強い寒気が南下するため、日本海側で雪の降り方が強まり、大雪となるところもある。
気温は7日(火)やや高めのところがあるが、それ以外は平年並みかやや低め。
<ウェザーMDのポイント>
6日(月)は、太平洋側の地方で約1カ月半ぶりの本格的な雨で、一時的に空気の乾燥状態が解消されるが、その後はまた冬型が続き空気の乾燥状態に戻る見通し。改めて保湿用品、風邪対策商品などの展開を。
週後半は再び日本海側で雪の降り方が強まるため、物流への影響に注意。
●1月3週(1/13~1/19)の天候予測とMDポイント
北日本方面は寒さ緩む
<概況>
週半ば頃、日本付近を気圧の谷が通過する。その後は冬型の気圧配置となるが、寒気が西回りに南下するため、北日本は弱い暖域に入る。
<天候解説>
週半ば頃気圧の谷が通過し、北日本中心に天気が崩れる可能性が高い。その後は冬型の気圧配置となるが、寒気が西回りで南下するため、北日本方面では週末にかけて、雪の降り方がそれほど強まらない可能性が高い。
気温は西日本で平年並みか低い可能性があるが、北日本では平年より高めの見込み。
<ウェザーMDのポイント>
時期的には冬型の気圧配置が安定しやすい頃。日々の天気、気温変化がそれほど大きくなく、顧客ニーズの変化も小さい。お客を退屈させないよう、売場にちょっとした変化を持たせたいところ。
当週末は、大学入学共通テストが実施される。特に科学的根拠があるわけではないが、この週末は荒れた天気によって受験生の移動に支障を来すことがよく発生する。念のため、週末の天気予報をチェックしよう。
なお、13日(月)の成人の日は晴れる地域は少なく、全般に曇りや雨か雪のすっきりしない天気となりそう。
<By 常盤勝美>