3月4週/前半低温も気温上向き 5週/前週同様の気温傾向
【3月第4週 (3/19~3/25)のお天気予測と販促ポイント】
今週も週の始まりは
北日本を中心とした”西高東低”の
強い冬型の気圧配置。
北海道では19日(月)~20日(火)は吹雪。
この時期としては猛烈な寒さとなる。
交通機関の乱れにも注意が必要。
それ以外の地方も
季節風が強めに吹くところが多く、
寒いくらいの陽気。
なかなか春本番の暖かさが続く状況にはならない。
ただ、週の半ば以降は、気温は上向きになる。
多少、気温が平年より低い水準であっても、
気温以上の暖かさ・穏やさを感じる陽気となる。
週後半はチルド飲料系や調味料など、
夏に向けたアイテム群の動きが良くなる。
九州・四国の一部ではサクラの開花まで秒読み。
この期間中に、開花宣言が発表される地点が
ちらほら出始める。
ただし、この暖かさも束の間。
週末にはまた日本付近を低気圧が通過し、
その後、冬型の気圧配置となるため、
上空には次の寒気が流れ込む。
北日本や西日本の早いところでは、
週末はもう気温が低めになる。
気温変化の波が
非常に大きい状況が続く。
サクラの咲いた西日本の地点でも、
週末は花見には不向きの
気象条件となるかもしれない。
【3月第5週(3/26~4/1)のお天気予測とMDポイント】
気温の波は非常に大きいものの、
その変化はある意味、規則的。
この週も前半は寒気の影響で
平年より低めの気温となるが、
週後半は平年並みに戻る。
この週末は気温変化の反動もあり、
体感的にかなり暖かな陽気となりそう。
西日本各地に続いて、
この期間は東日本の太平洋沿岸地域でも
サクラの開花が進む。
東京でもこの期間の後半には開花の見通し。
平年日が26日のため、若干遅めといった感じ。
陽気は良いので、
この週末は花見に適した天候になる可能性がある。
しかし、まだ二分咲き・三分咲き程度だろう。
花見のピークは翌週末になりそう。
今シーズン、東京都心部周辺は、
4月7日~8日の土曜・日曜前後に
花見需要が集中する見通し。
準備を怠りなく。
<By 常盤勝美>