Jun2週、九州~関東甲信で梅雨入りへ・Jun3週、北陸~東北でも梅雨入りへ
【6月2週(6/5~6/11)の天候予測とMDポイント】
九州~関東甲信で梅雨入りへ
北日本は変わりやすい天気が続く。
ずっと雨が降り続く感じではないが、
週末にかけて、晴れたり雨が降ったりの状態。
東日本~西日本では、7日(水)~8日(木)にかけてと
11日(日)~12日(月)にかけて、
低気圧の通過に合わせて天気が崩れる。
週半ばの低気圧では西日本中心にまとまった雨となるため、
週末に一旦天気は回復するものの、
大雨のシーズンが到来したことを示す意味合いもあり、
九州から関東甲信地方にかけて「梅雨入り」が発表される可能性が高い。
逆に南西諸島は梅雨が明けたかのような夏空が続く。
来週に入るとまた梅雨前線の影響を受ける可能性があるため、
まだすぐに梅雨明け発表とはならない。
しかし来週、梅雨前線の影響を受ける可能性が低くなった場合は、
その時点で梅雨明けが発表される可能性はある。
いずれにしても今週いっぱいは晴れやすい天気が続く。
気温は週後半にかけて平年並みか低め。
上空寒気の影響で北日本を中心に朝晩ひんやりする。
週末は一旦南からの暖かい空気の流れ込みが強まるため、
気温は全国的に高めとなる。
ウェザーMDのポイントとしては、
広い範囲で梅雨入りが発表される見通しなので、
雨具、除湿剤、除菌消臭剤などの欠品に注意したい。
湿度が高まるため、梅雨入り前に比べ、
かいた汗が蒸発しにくい環境となる。
そんな環境の中、暑さを感じた場合、
体は頑張って汗を蒸発させて体温を下げるため、
大量の汗をかきやすい。
その分、体から水分が失われるため、飲料の需要が高まる。
ただ気温が高い場合はあまり甘味飲料よりも、
苦味や酸味のある飲料、甘味のない炭酸飲料などが好まれる。
【6月3週(6/12~6/18)の天候予測とMDポイント】
北陸~東北でも梅雨入りへ
北海道ではオホーツク海高気圧に覆われ、
まずまずの晴天となる日が多い。
南西諸島では状況によって大きく異なるが、
おおむね晴天が続く可能性のほうが若干高い。
東北~九州では梅雨前線の影響を受ける日が多いが、
ずっと雨が降り続くような状況ではなく、
晴れ間の見られる日もある。
気温は南西諸島で高め。
それ以外はおおむね平年並み。
梅雨本番に入り、
オホーツク海高気圧から冷涼なやませが吹くことが多くなるため、
関東~東北の太平洋側の地方中心に気温の上がり方が鈍くなる。
初夏にはビールと枝豆や涼味、冷麺などを食べることが多いが、
暑さをそれほど感じない日はそれらの需要が一段落して
和食以外に嗜好が流れる。
そんなときのおすすめがパンやパスタ、中華惣菜類。
需要が集中しやすいくなるため、欠品にご注意を。
<By 常盤勝美>