Jul4週、梅雨前線、前半弱いが後半活発・5週、高温傾向だが、多少落ち着いた水準
【7月4週(7/17~7/23)の天候予測とMDポイント】
梅雨前線、前半弱いが後半活発
南西諸島~九州南部では夏空が続く。
関東~九州北部では、
週初め変わりやすい天気だが、
週半ば以降は晴天が続く。
順調に行けば19日(水)にも
各地で梅雨明けが発表される可能性。
北陸~東北は、
週半ば晴れの日が続くが、
週初めは変わりやすい天気。
そして週末以降梅雨空に戻る。
大雨にも注意が必要。
北海道は週半ば
晴れ間の見られる日がある。
しかし基本的には低気圧や
前線の影響を受けやすく、
ぐずついた天気の日が多い。
気温は全般に平年より高め。
前週に比べて少しだけ
猛暑の度合は緩和される。
それでも厳しい暑さが続く。
基本的には全国的に高温傾向が続く。
暑さ対策、熱中症対策、
夏バテ対策の売場強化を継続。
来週25日(火)に
土用の丑の日を迎えるため、
それに向けたうなぎ等の訴求も
とくに力を入れたい。
梅雨明けが発表されたら
そのアナウンス効果で
消費が拡大するといわれている。
しかし今年はすでに
真夏の暑さが続いており、
また晴天が続いている地方が多いため、
例年に比べて、
気象庁による梅雨明け発表の
アナウンス効果は弱いかも。
引き続き関東地方の
平野部などでは降水量が少なく、
かつ気温の高い状態が
続いているため、
節水を心掛け、
飲料水需要に備えたい。
【7月4週(7/24~7/30)の天候予測とMDポイント】
高温傾向だが、多少落ち着いた水準
関東以西では太平洋高気圧に覆われて
夏空の広がる日が多い。
南から湿った空気が
大量に流れ込むため
時折大気の状態が不安定となり、
にわか雨、雷雨が起こりやすい。
「梅雨明け十日」とはいかない
変わりやすい天気。
北陸以北は梅雨前線の影響を受けて
ぐずついた天気の日が多い。
時期的には太平洋高気圧が勢力を強め、
北陸・東北地方も
どこかのタイミングから
晴天が続くようになると
考えるのが自然。
しかし時期はまだ不透明。
気温は引き続き平年より高め。
ただ西日本内陸部を除き、
猛烈な暑さという感じではない。
この週末及び翌週末が、
夏祭り、花火大会などのピーク。
天気によっては中止あるいは延期となり、
客の入り数が大きく変化する。
天気予報を確認しながら
開催可否を確認し、
発注量の調整を心掛けたい。
そろそろ1年の中で
最も気温の高い時期に差し掛かる。
衣料品、日用品など
耐久消費財にとっては
季節外れ感が強まってくる頃。
ただ今年は残暑が長いと
発表されているため、
あまり無理して価格を下げ過ぎなくても
ある程度の買い替え需要は期待できる。
<By 常盤勝美>